山のダイアリー

枯れ葉 

2020年10月30日 ナビトモブログ記事
テーマ:ダイアリー

10月も今日明日で終わり
山もいよいよ11月を迎えようとしている

世間では紅葉の時期でにぎわっているらしいけど
山の黄葉・紅葉というものは
いつの間にか始まりだして
いつの間にか散り始め、そして冬枯れる

だから紅葉はごく日常の移り変わりで
紅葉のはじめから終わりに囲まれて過ごしている

それは一瞬の景色ではなくて
木々たちの今年の一生の終わりに見せる
最後の艶やかさなのかもしれない

もうすぐ何もかも白く隠してしまう
冷たく神聖な雪の季節がやってくる

今、枯れ葉は毎日履いても履いても
履いたそばから積もっていく・・・



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柊子さん

ユパさん

山で暮らすようになってから
いろんな植物や虫たちの一生を毎年見ます
夏にはセミの成虫になってからの一生
蜻蛉に至ってはその日一日限りだそうで・・・
モミのように一年中緑の植物もあれば
カラマツやナラや白樺のように葉を落とすもの
草のように跡形もなく姿を消すもの

でも長い長い冬を過ごして雪が溶け始める頃
フキノトウが芽を出したり
葉より先に花を咲かせるアブラチャンが
小さな黄色い花を咲かせ始めると

今年もまたみんな生まれ変わって
新しい命の時間が動き始めるんだな・・・
そんなことを思います

2020/10/31 19:23:25

葉っぱのフレディ

柊 子さん

ユパさんの昨日の記事と、また今日も、
私はなぜか、「葉っぱのフレディ」のお話を
思い出しています。
私の一生を葉っぱに例えたら
若葉の頃をとうにすぎ
青葉の頃もとうにすぎ
でも、美しく色づくには
まだまだ、寒さを知らない私。

寒暖の差で紅葉がすすむように
人生の酸いも甘いも噛み分けて、、、
人も、やっと綺麗に色づくことができる
、、のでしょうか。

そうしていつか、
しっかりと土に帰っていくために
嬉しいこと、悲しいこと、いろいろ
あるんでしょうね、、、

2020/10/31 00:47:38

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