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与作の小さな小さな旅

「待ちわびて」 

2011年08月21日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



趣味に描いていた油絵。
ハガキ大の小さな油絵を知人に贈った。
キャンバスの裏に日付と、一言祝い文を書いて裏ぶたを閉じた。
まず額を変えない限り裏ぶたは開かれる機会はないだろう。
自分が描いた絵を知人に贈るときは必ず書くことにしている。

作家内海隆一郎のエッセー「待ちわびて」を読んでからだ。

 芸大の苦学生をフランスに留学させるために喫茶店の親父が留学の費用を出してやる。
学生は自分の描いた絵を親父に預けて留学。
十数年の時は過ぎ有名になった画伯の作品展が日本で開かれることになった。
留学した当時の事、喫茶店の親父のことなど、遠き出来事で忘れている画伯。
展覧会の主催者は初期の作品を持っている喫茶店にやって来て、物置に眠っていた古い絵を持ち帰り、新しい額に取り替える作業をした時。
一枚のキャンバスの裏に「おやじさん必ず帰ってきます」と書いてあるのを見つけて画伯に見せた。
ふっと我に帰った画伯、直ぐにタクシーを飛ばして喫茶店の親父のところへ・・・。

「待ちわびて」 は喫茶店の親父さんだった。
小説は人生に大きな影響を与えるもんだ。

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