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たかが一人、されど一人

誰がために 

2020年10月26日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

 まだ小学生の頃だったと思う、アーネスト・ヘミングウェイの小説がゲーリー・クーパーとイングリッド・バーグマン主演で「誰が為に鐘は鳴る」として映画化されて都から遠い信州でも評判になったが、当時映画を観ることはなかった。しかしタイトルの読み方「たがために」を叔母さんに教わって、格好いい読み方だと思ったことだけ妙に記憶に残っている。長じて小説を読んだり映画も観たりしたが、民衆の革命には縁遠い我が国故かどうか、西部劇と同じで格好良さだけが印象に残るばかりだった。ところが今回図らずもこのタイトルを思い出させてくれたお人が現れた。他ならぬ菅首相である。今日招集された国会の冒頭(明日かな)で所信表明を行うらしいが、その内容はすでに大分前から報道が先行している。珍しい現象かと思うが、それは措いて、報道は次のように言っている。『菅総理大臣は、「国民のために働く内閣」を掲げ行政の縦割りを打破し、規制改革を全力で進めるとともに新型コロナウイルスの爆発的な感染を防ぎ、社会経済活動を再開して、経済の回復を図る姿勢を示すことにしています。』映画のタイトルにある「鐘」は革命のために命を失った人への弔鐘を言っている。だから読者は読後色々考えることが出来るのだろう。首相は国民がどう考えようと、国民のために働くと宣言するわけだ。これまでにこんな当たり前のことを所信表明に掲げた首相はいなかったことだろう。偉いと言えば偉いかもしれぬが、ばっかじゃなかろうかと思う輩もいるかも知れぬ。小生自身の感じは特に書かないが、是非ともそう願いたいものだ。行政の縦割り打破以下の各論についてはまた長々と長広舌が続くことだろうが、お題目の割に各論に入れば入るほどピントがボケる可能性が高くなるようなことだけは避けて頂きたいものだ。

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