メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

平成の虚無僧一路の日記

『喪われた道』 塩山〜青梅 

2011年08月20日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



推理作家・内田康夫の『喪われた道』。

青梅山中で虚無僧の絞殺死体が発見された。「今時、虚無僧なんて
いるの?」と、虚無僧研究会を訪ねる。そして「今時の虚無僧は、
普通に仕事をしていたり、定年退職しての旦那衆ばかり」と聞く。

被害者の前職から、意外な事実が浮かび上がる。そして、伊豆の
修善寺と山梨の塩山〜青梅に至る「鎌倉街道」があったことを
突き止め、被害者は、修善寺で殺され、青梅まで運ばれたと
推察するのだ。

伊豆の修善寺には「瀧源寺」という虚無僧寺があった。
内田康夫は、塩山の「向嶽寺」のことは知らなかったようだが、
伊豆と甲州と青梅には虚無僧寺があった。その3点を結ぶ
ルートと、もひとつ、金鉱の中の埋められた坑道が、
トリックになっている。その二つを結びつける発想がすごい。

『喪われた道』はテレビドラマ化もされ、虚無僧研究会も
協力、出演した。室内でも 天蓋をかぶって尺八を吹奏する
など、珍妙な光景もあったが、虚無僧を世に知らしめて
くれた。

さてそこで、塩山から青梅に抜ける道、国道411号線を
走行してみた。柳沢峠を越えて、奥多摩湖、「小河内ダム」を
経て、青梅に至る。すごい山道だが、車は走りやすい。
こんな道があったとは、と興奮する。虚無僧にはもって
こいの街道だ。

ところが、帰宅して ネットを検索して知った。江戸時代の
旧道は、南の「大菩薩峠」を越え「小菅村」に至る、ものすごい
難所だったと。

大菩薩峠といえば、中里介山の未完の長編『大菩薩峠』。
映画化もされ、「虚無僧姿に身をやつした机龍之介(市川雷蔵)が
カッコイイ」と、これで虚無僧に憧れた人も多かったのだ。

大菩薩峠の麓の村が「小菅村」。「虚無僧研究会」会長で
法身寺のご住職が「小菅大徹」師。関係・・・ある?

>>元の記事・続きはこちら(外部のサイトに移動します)





この記事はナビトモではコメントを受け付けておりません

PR





掲載されている画像

    もっと見る

上部へ