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たかが一人、されど一人

情緒不安定 

2020年09月12日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

 極めて稀なケースになるが、友人の中に現役のミュージシャンが居る。彼は京都在住で、昔小生が大阪時代に新人サラリーマンとして入社してきて暫く一緒に仕事をした仲間だ。年齢は15歳以上若いだろう。彼もその後幾つかの会社を渡り歩くが、不思議に交際が続いた。そして地元の民放を最後に60歳で定年を迎えてから、会社の申し出を断り、独立して京都で数年前から音楽活動で老後の生活を建てることにした。詳しくは分からないが、サラリーマンとして転職を重ねた人間が、音楽活動だけで食っていくのは容易なことではないだろう。転職経験では似たようなものだから、現在と異なり現役中にまともな貯蓄ができないことはよく分かる。音楽という芸能の世界の競争は想像するだけだが、相当厳しいものがあるはずだ。ところが彼は案に相違してと言おうか、結構それなりに生活をエンジョイできるだけの仕事にありついていたようだ。ライブ活動で東京に来た折には何度かコンサートに足を運んだこともある。その彼から昨日メールで新曲が送られてきた。添えられた文章を読むと、流石にコロナ禍の影響は大きいようだ。年金受給はしているかもしれぬが、一定の仕事していた人間が急に仕事が一切無くなるショックは大きいだろう。自粛制限が徐々に解除されそうな雰囲気は出ているが、彼のように小さなホールでの公演は、第一波の折に大阪の小さなホールから最初のクラスター発生が起きたことを思い出せばそう簡単に行かないことが分かる。「もう暫くの辛抱を頑張れ。」としか言いようがなかった。それにしてもこの辛抱、他人事ではなくて己のこととして身に降りかかり始めている。未だ鬱にこそなっていないだろうが、精神的には相当参って来てることを感じざるを得ない。最大の証が酒量の問題、酒は前から好きで、それほど強くはないが弱くもない口。サラリーマン時代は毎晩のように飲んだし、晩酌もしていた。しかしサラリーマン生活が終わって、毎日自宅で夕食を食べるようになった頃から先ず晩酌をやめた。それ以来徐々に酒量を落として、家内が亡くなる頃には、山歩きから帰った夕食だけ缶ビール350ccを1本だけにしていて、一人で外食するときにはアルコールを注文することはなかった。ところが、最近は夕食の際に酒を注文することが増えている。のみならず態々ワインを買い込んできたりして自宅でも時々飲みはじめた。屋内は涼しいので暑さのせいとは言えぬだろう。どちらかと言えば情緒、精神上の問題に違いない。思い出せばワインの前は梅酒だった。梅酒がワインになり更に進めばウィスキーになっていくだろう。気をつける必要がありそうだ。

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