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思いのままに
熊の太郎と花子に会いに
2020年08月31日
テーマ:テーマ無し
昨夜は突然すごい雷。
その後雨が降ったのか
今朝起きてみたら地面がぬれて
庭の木々の葉にはしずくがついていた。
その文化いくぶん今朝は涼しかった。
そんならとカメラ持って出かけることに…
でもやっぱり暑いとこはいやだ。
ということで久しぶりに生石山に向かった。
細く曲がりくねった道をどんどん登って標高870mの生石山に着く。
駐車場には平日だが何台かの車が見える。
ここはススキの高原で人気の山だが
今回は目的は月の輪熊の太郎と花子に会うことだ。
まっすぐに太郎と花子のいるところに向かった。
もうずいぶん長いこと来ていなかったので
まだ生きてるだろうかとそこまで来と不安になりながらの道中だった。
最初の檻には何も見えないが隣の檻には確かに熊がいた。
太郎だ。
隣の檻を見たら
「花子は2018年に天寿を全うしました。享年28歳でした。」
とあった。
知らなかった…
頭をガーンと叩かれたようなショックが走った。
しばらくは何も声がでなかった。
となりの檻で太郎がこっちを見てるのに気づいて
太郎、太郎と声をかけた。
そしたら餌をねだるように餌の投入口の方に行ったので
1カップ¥100の落花生を買って1つずつ転がし入れてやったら
うれしそうに上手に食べた。
太郎は和歌山で、
花子は長野でどちらも今から30年ほど前母熊が殺され
その後人間によって保護された子熊だった。
その後いろんなことがあったがなんとかここで暮らせるようになってここに来た熊だった。
そんなことを思うと涙がこぼれそうになった…
カップ1杯の落花生を太郎が食べ終わっても離れがたい思いでしばらく太郎に声かけて様子を見ていた。
全国で熊が出たというようなニュースを聞くたび
熊のテリトリーを奪ってきたのは人間なんだという思いに
胸が締め付けられるようであった。
下の文は
太郎と花子のファンクラブからのみなさんへのメッセージです。
なぜ、太郎と花子は人間に飼われているの?
ツキノワグマの太郎と花子は、まだ赤ちゃんのとき、人間に母親を撃ち殺されました。ツキノワグマは生後約2年間、母親の元で食べ物の見つけ方など、自然の中で生きる術を学びます。独り立ちする前に母親が殺されてしまうと、野で生き延びるのはとても難しいのです。太郎と花子は、かわいそうに思った優しい人に引き取られて育てられる事になりました。
しかし、太郎 の場合は県の指示で、また、花子の場合は育ての親に飼育を続けられない事情が起きて、それぞれ殺処分されることになりました。これを見るに偲びず、善意の 方が引き取って育ててくださっているというわけです。この善意の方を、みんなで支援しようと、2005年夏、「太郎と花子のファンクラブ」が設立されまし た。
山にもう一度放してやろうという提案も時たま来ますが、和歌山県には、クマが安心して棲めるような森がまずもう残っていません。第一、山に放したら、このクマたちは人間を見ると喜んで寄っていくでしょう。びっくりした人間との間に、トラブルが発生することは必至です。
太郎と花子は今、和歌山県有田川町生石高原山上で、皆さんのご支援を受けながら、暮らしています。2頭にはかわいそうですが、ここで生涯を送ってもらうしかありません。今後、こんなクマが出ないように、日本熊森協会は、各地で「動物の棲める森」を保全・再生しています。
2018年11月7日 花子は永眠しました。これまで花子を愛してくださった皆様にお礼申し上げます。
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かわらなでしこさん
生石高原の熊はもう20年以上になります。
初めて見たのは20年余り前だったと思います。
ここのところ全く行ってなくて
昨日行ったら花子が亡くなってた…
すごいショックでした。
ぜひ訪ねてあげてくださいね。
何か太郎の好物も持って行ってあげて〜(^^♪
2020/09/01 13:07:34
生石高原
去年秋 和歌山に住んでいる友と生石高原に行きましたが 太郎と花子の事は知りませんでした、、
次に行く機会があれば 太郎君に会いに行きたいと思いました
2020/09/01 08:58:33
めのうさん
こんな悲しい運命をたどった熊たちの話を
いっぱい聞きます。
人の勝手でどんどん住処を侵されて人のテリトリーに出てきた熊。
太郎や花子のようにねぐらを人間に襲われて親を亡くしたみなしご熊。
ツキノワグマは今や絶滅に瀕しています。
何としても守っていきたいものだと思います。
2020/09/01 06:45:44
檻の中の動物
野生動物が檻の中で生きているのを見ると悲しくなりますか、これよりこの熊達を生かしておく方法が無かったのですね。太郎も寂しくなったでしょう。涙
2020/08/31 22:24:40