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遠すぎた橋 

2020年08月26日 ナビトモブログ記事
テーマ:戦争映画

映画ファンの皆さん、おはようございます!

「参議院選挙で公職選挙法違反の罪に問われている前法相の
河井克行被告と妻の案里被告がともに無罪を主張」の報道。

100人に金を配り、「選挙運動を依頼する趣旨ではない」と
弁解し、貰った方が罰せられないのおかしいと
逆ネジを検察にねじ込んでいます。

なるほど、”盗人にも三分の理”の諺のように、
”窮すれば通ず”と儚き抵抗を試みているのだろうが、
大臣までになった人が…。

今日の映画紹介は「遠すぎた橋/A Bridge Too Far」。
BSプレミアムで2020年8月26日(水)13:00〜放送。

原作はコーネリアス・ライアンの『遙かなる橋』。
監督はリチャード・アッテンボロー。
事実に基ずくドキュメンタリータッチの映画。

見所は出演者が豪華で、14大スター総出演!
製作年が1977年(昭和52年)なので、往年の名優の若いこと!

ロバート・レッドフォード、ジーン・ハックマン、
ジェームズ・カーン、ショーン・コネリー、
ライアン・オニール、ダーク・ボガード、
エリオット・グールド、マイケル・ケイン、
ハーディー・クリューガー、マクシミリアン・シェル、
アンソニー・ホプキンス、エドワード・フォックス、
ローレンス・オリヴィエ、リヴ・ウルマン。

これだけでも、見る価値がありますね。
ノルマンディー上陸作戦から3ヶ月後の1944年(昭和19年)9月。

連合軍はドイツ軍がオランダへ撤退したのをチャンスとみて、オランダと
ドイツ間の5つの橋を占領すべく、空から、マーケット作戦を行う。

それは、3個空挺師団と1個空挺旅団が敵中深く降下して橋頭堡を築き、
同時に、陸からは機甲軍団が駆け抜けるガーデン作戦を遂行する作戦だ。

計画を立てたロンドンのブラウニング中将(ダーク・ボガード)の
司令室に連合軍司令官達が集合する。

一方、ドイツ軍の兵力を偵察したイギリス情報部は、
作戦の危険を説いたが、ブラウニングは黙殺して、
アーカート少将(ショーン・コネリー)らに進撃を命じる。

こうして空からはパラシュート部隊、陸からは
大戦車部隊で攻撃を始めるが、ドイツ軍の反撃で
要所である橋も破壊され、逆に連合軍が追い詰められていく…。

CGが無い時代、物量作戦で実写撮影しているので
CGを見慣れた今、その質感は新鮮で、これだけでも観る価値あり。

特にNATOや空挺部隊の協力を得て撮影しただけに、
その降下シーンは見応えがあります。

ただ、それぞれの国の部隊の空軍、陸軍に加えて
ドイツ軍からと、見る視点が変わるので場面展開に
追いつけずに全体像が判りにくかったが、それはそれで面白かった?

この9日間の戦闘で、連合軍側の戦死、戦傷、行方不明者は
1万7000名以上だそうで、いつも犠牲になるのは前線の兵士。

戦争はいつの時代でもどこかで起こっています。
今も北朝鮮、中国や米国との危うい関係は
日本も巻き込まれるのではと心配です。

ただ、うがった見方をすれば、米国はマッチポンプで、
戦争の危機をあおり、各国に武器を売りつけている
武器商人に見えるのですが、考えすぎ?

チャーチルはいみじくも言っていますね。
”The farther backward you can look,
the farther forward you are likely to see”
「過去を遠くまで振り返ることができれば、
 未来もそれだけ遠くまで見渡せるだろう」。

日本も今は、軍事費を増やし、新兵器を米国から購入し、
防衛をうたい文句に着々と戦争の準備をしていますが、
過去の歴史に学べば、違った未来が見えるのにと、
思ったことでした。



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