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ガス燈 

2020年08月20日 ナビトモブログ記事
テーマ:サスペンス・ミステリー・ホラー

映画ファンの皆さん、おはようございます!

今日の映画紹介は『ガス燈/Gaslight』。
BSプレミアムで2020年8月20日(木)13:00〜放送。
パトリック・ハミルトンの戯曲を映画化。

イングリッド・バーグマンがアカデミー主演女優賞を
受賞した作品で、サスペンス映画の古典的名作と言われています。

一見すると、ヒッチコック監督の映画のように思えますが、
監督はジョージ・キューカー。
「若草物語」、「フィラデルフィア物語」に、
アカデミー賞を受賞した「マイ・フェア・レディ」の
監督ですが、どうして、どうしてヒッチコックに
負けず劣らずのサスペンス映画。

この作品の内容から「ガスライティング」が心理的虐待を表す
用語として使われるようになったのは知られるところです。

1870年のロンドン。
オールクィスト家に起こった歌手アリス・オ ールクィスト嬢の
殺人事件は未解決のままだった。

アリスの姪ポーラ(イングリッド・バーグマン)は
グレゴリー・アントン(シャルル・ボワイエ)と結婚したが、
彼は彼女の育った家に関心を持ち、そんな落ち着いた環境で
暮らしてみたいと言うので、ポーラも忌わしい記憶を拭い去って、
ロンドンで再び生活を始めるが……。

そんな中、ハンドバックに入れたはずの首飾りが紛失して以来、
グレゴリーはポーラが自分のしたことを少しも
記憶していないと言って、彼女を責める。

そのあげく、彼女も精神病で死んだ彼女の母と同じく次第に
精神が衰えて死ぬだろうと言うのだった。

ポーラは良人の言を気にしながら一人不安な日を送っていたが、
次第に自分の精神状態に自信を失い、夜ごとにポッと
薄暗くなるガス燈の光も、天井に聞こえる奇怪な物音も、
自分の精神の衰えているための錯覚かと焦燥にかられるのだった。

イングリッド・バーグマンの演技は素晴らしいですね。
アカデミー助演女優賞の『オリエント急行殺人事件』。
『カサブランカ』、『誰が為に鐘は鳴る』など、
どこか、陰がある女性を演じたら、一番の女優でしょう。

製作は1944年(昭和19年)。



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