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小春日和♪ときどき信州

本・群ようこ 「ぎっちょんちょん」 

2011年08月08日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



                      図書館本 

          

 作品の紹介
夫と別れ、いまいち仕事に身が入らないウェディングプランナーのエリコ。ふと耳にした小唄がなぜか心に残り、思い切って三味線を購入。慣れない所作に四苦八苦しつつも、やがてプロとして身を立てることを夢見るように。だけどこの歳で高校生の子どもを抱え、花柳界デビューなんて本当にできるのか...!?いくつになっても、人生まだまだやり直せる―きっと。「Google ブック検索」より

 いやはやびっくり・・・ほんとにぃ???!!! ってのが感想。

やっぱりエリコのお母さんと考えは同じだなぁ?と読んでいました。だって、お金かかるもん!離婚して養育費は父親が払っているれどもまだ娘は高校生、これからのことを考えると。
これが独身だったら、好きにすればぁ?と、言えますが・・・


三味線は祖母が習っていたこと、私も3歳から日舞を やらされていたものですから、その和の世界の音は耳に入っておりました。
浅草のおしょさんのところには祖母に連れられて行ったこともあり、家までお稽古をつけにいらしていたこともありました。が、祖母はちょいとわがままでしたから、おしょさんがお見えの頃を見計らって、とんずらすることもありました。そこで学校から帰った私を捕まえて、おしょさんがせっかくおいでなのだからと、お相手を・・・
ですので、「ぎっちょんちょん」「梅は咲いたか」などわりと聞こえてくる物は教えていただいていたのです。

この本を読んで、意味もわからず小学生が色恋をうたっていたとは・・・

そして、三味線のおしょさんは女の人みたいにしなを作って歩くけれど、男物の着物を着ているから男の人なのでしょ?と聞いたことや、日舞のおしょさんは女だけど本当は男の人?
でも、旦那さんがいるからやっぱり女の人なの? 何て話を子どもたちはしていました。
日舞のおしょさんの所にいた旦那さんは男の格好をしているけれど実は女の人だから、おじさんと言ってはいけないと言われた時は既にとっくにおじさんと呼んでいたのです。
で、おしょさんは男の人みたいだけれど女の人。たまにひげが生えていて、興味をもっちゃったから、ジーっと、鼻の下をみていたら、やな子だね!こんなとこ見てんじゃないの!ほらほらさっさと上って(舞台に) こんな日はすっ飛んで帰って、母に おしょさんひげ生えてたよ、ひげ! って報告をしては、はいはいおらおら早く宿題やっちゃいなさい!大人はめんどくさくなると。。。というのを思い出しました。

三味線もいいですが、鼓や太鼓などの鳴り物の方が好きでした。
いよぉ?ポンッ! と、まねをして合いの手を入れて、叱られていたことを思い出します。

エリコが初めて三味線屋さんを訪ねて、そこの奥さんが弾いた 「菖蒲浴衣」
まぁ?なつかしい?・・・当時、確か10歳のおさらい会で舞いました。
今ではアイドルグループJのK君のおばさんにあたるH子ちゃん当時11歳と、将来は芸者になりたいとお稽古をはじめたMさん11歳の3人で。
H子ちゃんと私が3歳から初めたのは、親や祖母の都合のなかば強引なお稽古でしたが、芸者になりたいMさんは初めてまだ1年。
うっかりH子ちゃんが おさらい会 に呼んだら目覚めちゃったのです。お家はそんなに余裕はないからと反対したのだけれど、お稽古を見に来たちょっとの間に覚えちゃったので、おしょさんが今で言うところの特待生扱いでお弟子にしたのです。
それはそれは小学生のくせして艶やかで、一緒に踊っている二人があやめの造花を振り回している電信柱に見えたとは 口の悪い母のことば。
で、今Mさんはどうしているでしょう?なんて思ったのです。

知らない方には知らない言葉がたくさんでてきます。ってなにを言ってんでしょうね、私は・・・
知らないことも読んでいるうちに へぇ?っとなるかどうかは知りませんが、多少知っている世界でしたので楽しく、そして懐かしく読めました。

   ”小春日和♪ ときどき信州”にお越しいただきありがとうございました。 

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