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金田博美、金田朋子

2020年5月23日山口新聞「東流西流」掲載 

2020年05月25日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



「フィリピン・ルソン中部慰霊」
2020年2月15日

フィリピン3日目、ルソン島北部から南下し、現地追悼式を行うオリオン峠へ向かう。途中で雨が降りだすが、天気雨なのかジャングルの上には青空が広がり、通過する村々にはキリスト教の白い小さな教会が見える。
オリオン峠着。

戦地では峠は敵を迎え撃つ拠点となり、兵隊には死守する命令が下される。当時の戦況下で死守とは文字通り兵隊の死ぬ場所を意味する。フィリピン北部から南下してきた敵との戦いで、戦死者や戦病死者を合わせ多数の兵隊が亡くなった峠であり、付近では今もなお日本兵と思われる人骨やヘルメットなどが出土するという。
慰霊碑は峠を走る幹線道路沿いの集落内にある。日本の遺族会や戦友会の会員減少による解散や消滅で慰霊碑の維持が困難な状況でも、現地の方が維持管理されている。このようにフィリピンには人々の善意により守られている日本兵の慰霊碑が多くあるそうだ。
2020年2月16日


フィリピン4日目、再び南下してバレテ峠へ向かい現地追悼式を行う。バレテ峠はルソン島の中央に位置し、北上する敵をくい止める重要な拠点である。ここでも峠を守る多数の兵隊が亡くなり、故郷への帰還を果たせない無念の魂が眠る峠となった。

慰霊碑は今もなお、攻め登って来る敵を見下ろすかのように、風を受け立っている。

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