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国民への背信行為は続く3「国立がんセンター」 

2020年05月04日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



厚労官僚が「倒産の危機」に追い込む

 ☆日本のがん治療の歴史は、国立がんセンターの歴史といっても過言ではない
 *国立がんセンターは、築地と柏市の2カ所に施設をもつ
 ☆年間の入院患者は2万人以上
 ☆がんセンター厚生労働省の傍若無人な振る舞いで、「倒産」の危機に直面してきた

「ずぶの素人」が君臨
 ☆国立がんセンターは、独立した経営体となることが決まった
 ☆がんセンターの独法化
 *六百億円もの借金を引き継ぐことに、関係者は懸念を示した
 *年間の診療報酬収入が350億円程度
 *借金の利息が、30億円を返済するのは至難の業
 ☆センターの設備費用は、世間の相場と比べ割高で購入
 *厚労省から出向している役人が取り仕切った結果である
 ☆厚労省の思惑で作られた借金
 *センター運営の実権を握っているのは、厚労省から出向の役人たち
 *運営局長は本省の威光で、絶大な権限をふるう
 *病院運営からがん研究の方向性まで口を出す
 *「ずぶの素人」の役人が、日本のがん医療の未来を決める
 ☆厚労官僚たちは、センターに借金をおしつけたかった
 *センターに借金ある方が、独法化後に役人が天下りしやすいから
 ☆厚労官僚には、センターが慢性赤字を抱える状況の方が都合が良い
 *センターが補助金に依存してくるから
 ☆厚労省から補助金を取る為、センター関係者は役人に頭を下げる
手取り月二十万円の「日雇い医師」
 ☆厚労省は、箱物には法外な予算をつける
 ☆医療の安全向上・人員確保・人材育成は長年放置したまま
 ☆医療だけでなく、病院事務でも看過できない事態が起きている
 ☆会計窓口で3千4十万円の診療収入を、係員が横領していた
 ☆本省からの出向組に浄化作用を期待するのも無理な話
 ☆管理体制を改善するには司法の介入を待つよりほかにない
 ☆現場の医療スタッフの処遇を巡る問題も、深刻な状況
 *「レジデント」らの勤務状況は、悲惨の一語に尽きる
 *患者の容体が急変すれば、24時間いつでも呼び出される
 *彼らは住み込みで働いている
 *契約上は、週30時間の日雇い労働者、手取りは月20万円程度
天下リポスト目当ての研究費差配
 ☆がん対策には多額の税金がつぎ込まれている
 ☆厚労官僚や御用学者たちによって、いいように無駄遣いされている
 *官僚に従順な研究者ばかりに手厚く研究費をつける
 *御用学者の一団が形成される
 ☆研究費、公募の形だが、まともに選考されているとは考えにくい.
 *審査は出来レースなのだ
 ☆厚労官僚は、研究費を餌に、将来の大学教授のポストを用意させる
 *自らが天下れるようにしたい為
 ☆国立がんセンター運営局に出向している厚労省の役人
 *がん治療に従事したこともなければ、研究したこともない素人
 *彼らが研究費の分配の実権を握る
医系技官こそ「最悪のがん綱胞」
 ☆財団法人がん研究振興財団も現在、センターの敷地内に置かれている
 ☆年間6億円程度、厚労省から請け負つた研究費を分配している
 ☆がん研究振興財団も、天下りの巣窟と化している
 *厚労省はセンター独法化後も財団を維持する意思を捨てていない
 *天下リバッシングなど、役人にはどこ吹く風
 ☆現場の医師のトップである病院長は嘆く
 *がんセンターは、日本を代表するがんの臨床現場
 *必要とされているのは、現場の自主独立だ
 *官僚管理を脱しない限り、世界と伍してやっていけるはずがない
 ☆がん医療の総本山たる国立がんセンターを食い物にした厚労省
 *机上の空論に没頭し、自らの利権とポジションを追い求める厚労官僚
 *国民の健康を守る役割など期待できるはずもない.
 ☆がん医療が、役人という、タチの悪いがん細胞におかされてしまった
「国立がんセンター」の改革
 ☆国立がんセンターは独立行政法人化し「国立がん研究センター」となる
 ☆初代理事長に、嘉山孝正・山形大学医学部長が就任した
 ☆医系技官支配からの脱出
 *ガバナンス強化を訴える行政刷新担当大臣の肝煎りである
 ☆嘉山新理事長は改革を断行した
 *関係者は拍手喝来したが、嘉山改革は程なく頓挫する
 *雰囲気を察知した医系技官は「嘉山降ろし」に動き出す
 ☆嘉山氏は、2年で国立がん研究センターを追われる
 ☆国立がん研究センターは再び医系技官が支配する施設となる
            (敬称略)
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出典、『日本の聖域』




国民への背信行為は続く3「国立がんセンター」
(ネットより画像引用)

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