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たかが一人、されど一人

生命 

2020年04月04日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

今日は朝から素晴らしい晴天で、近くの桜は満開も過ぎハラハラ花びらが舞い、桜色の間にチラホラと緑の若葉が覗き始めている。正に春爛漫とも言うべき日和だ。昼にはいつもどおりに池袋まで行ってはきたが、人々が自粛要請を受けて真剣になってきたのだろう、人通りが今までで一番少なかったかもしれぬ。今日は誕生日でもあるので、80年になる来し方を少し振り返ると実に不思議な思いだ。高校の終わり頃には、母から「あなたの命は18歳までしか持たないらしいから名前を変えなさい。」命令された。そりゃ大変だと名前を変えたが、家庭裁判所に届けて戸籍を変更するに至らなかった。従って学校の試験なんかもそのままにして、大学に入ってから両親との手紙のやり取りだけは新しい名前を使っていたが、両親も何時しか古い名前で呼んでくれるようになった。多分18歳を無事過ぎたからだろう。40歳代になると仕事に夢中になって酒を飲みすぎて(不思議に思われる方が居るだろうが、当時の広告屋なんて頭を使うより胃の腑で稼ぐのが当たり前だった)50歳に近づいた時、目出度く急性膵炎で入院。病院を紹介してくれた高校同期生の名医が、退院してから「65歳までは大丈夫」と変な太鼓判を押してくれたものだ。それ以来少し健康に意を用いるようになったが、65才以降何歳まで生きるか考えたことがなかった。できるだけ長生きしたいと思い始めたのも事実だろうが、そこそこ健康で80歳を迎えられるとは思わなかった。先週友人の薦めで読んだ本によると、人体は実に良く出来ているそうだ。気が遠くなるほどの数の細胞の集合体のようだが、この細胞が糊で張り合わせられているわけでもなく、非常に柔らかな状態で隣接しているらしい。しかもその一つ一つの細胞が常に揺れていて、あるところで壊れてしまうのだが、その時には同じ役目を担う新しい細胞がちゃんと生まれてるらしい。細胞の数は数千億だったか兆の単位であったか忘れたか、誰がその一つ一つ交代を見守っているのか?神ではなくて細胞自身の中にあるDNAなる遺伝子にその設計の詳細が綴られていたて、段取りが上手く出来るらしい。これにより、生命は最初から自己複製するシステムが備わっていることになるらしい。余程たちの悪いウィルスなんかが入り込んで、このシステムを破壊しないように気を付けるに越したことはなさそうだ。この本で、生命がエンドレスに復元していくことがある程度分かったが、では一巻の終わり、即ち死はどのように訪れるのだろう?それは分からない方が善いかもしれぬ。

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