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平成の虚無僧一路の日記

「絶望名言」 NHKラジオ深夜便 

2020年01月27日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



 NHKラジオ「ラジオ深夜便」で「絶望名言」を紹介している。
話すのは、大学3年の時に難病の潰瘍性大腸炎を発症してから
13年間闘病生活を送っているという頭木弘樹さん。
その著書『絶望名人カフカの人生論』(飛鳥新社・新潮社で文庫化)が
静かなブームになっているという。
今朝(1/26)は 「琴の宮城道雄」でした。



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「宮城道雄のエッセイから」
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7、8歳の頃までは、少しは見えていたが、
9歳の時、診て貰った眼のお医者様が、「この子の眼はもうどうしても癒らない。今後もよい医者とか薬とかいわれても決して迷ってはならない」と言われて、私はもう胸が一ぱいになった。今日こそは眼が治ると思って楽しんでいたのに。その九歳の年の六月一日に、兵庫の中島検校の許へお弟子入りをした。箏を習いはじめると、昨日よりは、今日、今日よりは明日と言うように、何か希望がわいて、眼のことなど忘れて心が明るくなって来た。
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頭木弘樹さんの話
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この時の医者の宣告は、絶望的で残酷。普通なら「今は治せないが、
将来医術も進んで、治るようになるかもしれない」と希望をもたせる
ものだが、「絶対治らない。あれこれ迷うな」と宣告された。
これで、宮城道雄は 小学校に上がることをあきらめて、箏で身を
立てる決心をした。
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その後父親は 朝鮮で行商をしていたが、暴漢に襲われて不自由な
躰となり、宮城道雄は9歳で家計を助けなければならなかった。
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「絶望と希望は 不思議なめぐりあわせ」と。
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宮城道雄は、目が見えないからこそ、音に敏感になった。
目の見える人は、仕事を選ぶに自由だが、自由だからこと
あれこれ迷う。私は不自由だからこそ、迷わずにすんだ。
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琴一筋で、世界に知られる「宮城道雄」となった。
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しかしそこで、頭木さんは「宮城道雄は、有名になったからいい。
ほとんどの人が、希望を抱いても、努力しても、なれない。
なれない人もいるのだ。その “なれない人たち” にも
絶望名言は勇気と希望を与えてくれる」と。
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