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『 凍星に温いこころを貰いけり 』129−07瘋癲老仁妄句hrz07 

2019年12月28日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



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 ★ 瘋癲老仁妄詩hrz0701

――☆★☆―――――――――――――――☆★☆――

 夜空はわたしたちの故郷
――☆★☆―――――――――――――――☆★☆――



 冬の空は、凍てて、
 星の光は細くなっていますけれど、
 独りの心には、むしろ、その細さが、
 やわらかくさえ感じられます。

 この星のこの細さは、このひとのこの思いなのだ・・・
 この星のこの青さは、あの人のあの思いなのだ・・・
 この星のこの赤さは、その人のその思いなのだ・・・

 この星に、あの星に、その星に、
 人を観て、
 人を想う。


 この星を、あの星につなぎ、
 あの星を、その星につなぎ、

 いくつもの星が、つながり合って、
 いくつもの星が、重なり合って、

 それぞれの星の思いが、ふくれあがり、
 色合いを深め、
 わからなかった意味が見えてくる。
 
 かくれていた絆が見えてくる。



 それぞれの星の思いが浸透しあって、
 熱い波動になって、
 あい風になって、

 あなたをつつむ。
 あの人をつつむ。

 わたしをつつむ。

 みんなをつつむ。


 わたしたちが星の子であることに気づき、
 わたしたちが愛の子であることを知り、

 みんなで、いっしょに、
 寄りそって、
 ぬくめ合って、

 分かちあって、

 生きているのを知る。



 そして、また、あなたへの愛と、
 ありがとうを、星に返すんだ。

 わたしのあいとありがとうが、星に映り、
 あなたのあいとありがとうが、星に映り、
 星の子たちのあいとありがとうが、星に映り、


 星の光が、おおきくなる。
 星の光が、やわらかくなる。

 星の光が、あたたかくなる。



 夜空は、わたしたちの故郷で、
 星の光は、ふりそそぐ故郷のあいなのだ。





 星と星つないで念の光りけり   仁









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★ 瘋癲老仁妄句129−07hrz07

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 凍星に温いこころを貰いけり
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   (08-01-07)










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