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吾喰楽家の食卓

老舗の味 

2019年10月10日 ナビトモブログ記事
テーマ:生活

発酵調味料といえば、関東は濃口醤油、名古屋は味噌、関西は薄口醤油が思い浮かぶ。
とはいえ、実際は、そうは単純に区分けできないのかも知れないが。
関西人が、東京の“きつね饂飩”や“たぬき蕎麦”の汁を見ると、辛そうだと思うらしいが、食べてみれば、そうでもないはずだ。
東京人の私は、初めて関西で“天ぷら饂飩”を食べたとき、色こそ薄いが、その塩味が強いことに驚いた。
名古屋の味噌味(味噌カツ・味噌手羽・土手焼)は、どれも甘い。
しばらく食べていないので、あの甘さが懐かしい。

先週、恵比寿の三越で買物をした。
カードポイントを消化する為だが、具体的には何を買うか決めていなかった。
リュックサックに入れて持ち帰るから、嵩張らず、軽くて、日持ちが良ければ、何でも良かった。
目に入ったのが手羽煮で、名古屋コーチンなどを扱っている、老舗の鶏専門店のものだった。
表示はなかったので、名古屋コーチンではないようだ。
味噌味が見つからなかったので、醤油味を買った。

昨日の夕餉、手羽煮を食べることにした。
この種のものを食べるのには、袋から出して電子レンジで温めるか、開封せずに湯煎すればよい。
多少、時間を要するが、湯煎した方が、元々の味がするように思っている。
他の支度をしている間に、弱火で湯煎した。
湯煎が終わり、封を切ったら、醤油ベースの上品な香が漂った。
器へ盛るのに、箸でつまんで袋から出したら、手に伝わる感触で柔らかく煮えていることを確信した。

早速、手羽煮から食べ始めたが、期待した通りの味だった。
高圧鍋で煮たのか、入れ歯の方でも、難なく食べられるほどの柔らかさである。
拒絶反応さえなければ、鶏肉が苦手な方でも、大丈夫なほど癖がなかった。
到底、自分には真似ができない味だ。
もっとも、老舗の鶏専門店の手羽煮だし、程々に高かったので、美味しくても当たり前だろう。
それより、カードポイントを有効に使えたのが、嬉しかった。

   *****

写真
10月9日(水)の昼餉(セルフ食堂)と夕餉(手羽煮)



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トシアンドレオさん

吾喰楽さん

こんばんは。

私も、名古屋で食べた手羽先は、唐揚げです。
甘辛のタレに、胡麻がかかっていました。

でも、この手羽煮は、名古屋周辺(大治町)の老舗店なんですよ。
食べるのは、初めてです。

2019/10/10 18:19:21

ほのさんへ

吾喰楽さん

こんばんは。

電子レンジだと、加熱時間を間違えると、熱くなりすぎます。
短時間で高温にするのも、味には悪影響かも知れません。

その点、湯煎だと、少々長くても大丈夫です。
手羽煮は、本当に美味しかったですよ。
近日、残りを食べます。

2019/10/10 18:13:28

手羽先は唐揚げですね

トシアンドレオさん

名古屋周辺では(愛知、岐阜)手羽先は唐揚げですね(笑)

2019/10/10 17:31:28

面倒でもやはり湯煎ですね。

ほのさん

私も温める物に寄ってですが、
電子レンジは使いません。
若い娘は、なんでも上手に
電子レンジを使いますが、
温めは、むらが出るように感じて
冷めて来ると硬くなるように感じます。
湯煎でゆつくりと温めて
心まで温めたら、出来立てのような
感じになりますね。
とても美味しそうです♪

2019/10/10 16:58:12

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