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杉並区長殿「区民の戦争戦災証言記録集」に一筆啓上 

2019年09月28日 外部ブログ記事
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杉並区長 田中 良殿
2019年9月28日
新宿区議会議員待遇者会会員
長谷川 順一

杉並区戦後70年事業「区民の戦争戦災証言記録集」について

冠省
貴職益々のご活躍に心から敬意を表します。
貴区は戦争被害と共に中島飛行機東京工場という太平洋戦争中枢の軍需工場がありました。また戦後は1954年3月1日第五福竜丸の被曝を契機に「核兵器禁止の署名運動」が全国に先駆けて始まりました。

最近、貴区在住の友人から表記の記録集を寄贈されましたので拝読致しました。
小生は、亡父が日中戦争から復員した1939年頃から、井荻一丁目14番地に住み、桃井第四小学校入学・卒業、荻窪中学校編入・卒業しました。
よって、米軍戦略爆撃機B29からの500キロ爆弾投下で、近所の畑に大きな穴が空いたのを見に行きました(注)。
機銃弾二発が自宅ガラスを突き破り階段に落下したので、憲兵隊が持って行きました。
自宅の庭には防空壕がありましたが、現在荻窪中学校になっている高台斜面に掘られた中島飛行機東京工場工員用の大きな防空壕に避難したこともありました。戦後、荻窪中学校校庭が陥没したとの新聞記事があったことを記憶しております。
(注)記録集「杉並区空襲関連地図61」1945年3月5日だった考えます。
今後、80年事業等でお役に立つのではないかと一筆啓上しましたのでご笑覧下さい。
早々

・・・・・・・・・・・
1943年4月桃井第四国民学校入学式の日(自宅前で)










(了)

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