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たかが一人、されど一人

昨夜のNスペ「226事件の全貌」 

2019年08月16日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

10号台風はとっくに日本海に抜けているのに都内は終日強風が吹き荒れて止む気配がない。よほど大きな台風だったに違いない。今年のお盆休みは予定が狂った人も多いことだろう。昨晩たまたま観たNHKスペシャル、タイトルは失念してしまったが、事件から83年も経って発見されたという旧海軍の資料、昭和11年2月26日早朝に発生し、29日に鎮圧された「226事件の全貌」である。厚さ7,8センチはあろうかと思う分厚いバインダー7冊分。そのうちの6冊は、事件発生を26日早朝警視庁からの電話で海軍軍令部が受けた時からから事件収束まで、海軍が収集した情報を分刻みで記録されている。詳細に渡る記録は昔も今も同じだろう。極秘とされてるが押された認印は相当な数。残るやや薄い1冊には、この事件に関連して事前に収集していた情報が整理記述されている。この文書を隠し持っていた人物は特定(旧海軍高級将校:大戦の降伏署名式に重光大使に付き添ってミズリー号に赴いている)されていたが、発見の経緯は明らかにされていなかった。発見された日時も明らかにされていないが、膨大な資料を読み込んで75分のスペシャル番組を作るくらいだから少なくとも1年や2年は必要なはず。事件についてはそのうちに新たな解釈が出てくるだろうが、一つはっきり言えるのは、これまで事件の核心部分は明らかにされてこなかった。即席の軍事法廷で責任者をでっち上げて処刑を急ぎ、上層部で関与した大勢が野放しにされたことを政治も許した。個人的感想は巨大暴力組織の中で教育された人間の怖さである。この事実が戦前はもちろんのこと、戦後74年目にしてやっとこの事実が明らかにされる有様。今日現在、NHKオンディマンドにアップされていないが、いずれ上げない訳にはいかぬだろう。今や旧自衛隊員の政治家が大分多くなってきたし、マスコミにも旧自衛隊員が堂々と出演して偉そうに政治に関することを喋っている。。軍人は政治に口出しするべからずとされていた80数年前だから発生したクーデターかもしれぬ。しかし今や軍人が大手を振って政治や言論の表舞台に躍り出て、国民を誘導し始めている。彼らは自分たちの秘密を一切漏らさない意味では戦前と全く変わらない。このことをとくと考える切っ掛けとなれば昨夜の番組は意味がある。

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