メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

平成の虚無僧一路の日記

寮美千子「あふれ出たのはやさしさだった」 

2019年07月24日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



奈良少年刑務所の受刑者たちに詩を作ることを教えた寮美千子さんの著書
『あふれ出たのは やさしさだった』から 転載させていただきます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
題 「くも」 「空が青いから 白をえらんだのです」
たった1行だけの詩。これを作ったのは、父親から虐待され
薬物中毒で言語も不明瞭なD君。その彼がたどたどしく語った。
「ボク の おかあさんは 今年で 7回忌です」
どもりながら つっかえながら
「おかあさんは からだか弱かった。けれども おとうさんは
いつも おかあさんを なぐっていた。ぼくは まだ 小さかったから
おかあさんを 守ってあげることが できませんでした。
おかあさんは 亡くなるまえに ぼくにこう言ってくれました。
『つらくなったら、空を見てね。わたしは きっと そこにいるから』。
ぼくは おかあさんの 気持になって この詩を 書きました」
?
D君のたった1行の詩に こんなに重い背景があったなんて。
仲間たちも 胸打たれ、みなが次々に 心を開いた。
いろいろな思いを 口にし、D君に慰めや励ましの声を。
そして最後に、今まで全く口を開かなかったE君が
「ぼ、・・ぼ・・・ぼくは」必死に何か言おうともがいている。
「ぼ、ぼくは おかあさんを 知りません。でも この詩を読んで
空を みあげたら おかあさんに 会える気が してきました」
?
もう皆 わっと泣き崩れてしまった。教官たちも涙を隠せない。
この子たちは どうして ここにいるのだろう?と思った。
..................................................................................
その言葉が 社会の理解を得られる最大の力になりそう
?
?

>>元の記事・続きはこちら(外部のサイトに移動します)





この記事はナビトモではコメントを受け付けておりません

PR





掲載されている画像

    もっと見る

上部へ