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平成の虚無僧一路の日記

奈良少年刑務所の取り組み 

2019年07月24日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



実戦倫理宏正会の会報「倫風」8月号に掲載
汐見稔幸氏の寄稿「少年刑務所の若者たちのやさしさ」から
奈良の少年刑務所は明治41年の建設。赤レンガ造りの
“美しすぎる刑務所”として知られる。なんと山下洋輔の祖父
山下啓次郎の設計。国の重要文化財。2017年に閉鎖され
このほど「監獄ホテル」として利用されることになり、
最近もテレビで紹介されるなど話題となった。
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その少年刑務所で、受刑者たちに作詩を指導した寮美智千さんの話。
詩人である寮美千子さんは、この刑務所の美しさに惚れ込んで
奈良に移住。そこで出会った刑務所の職員から「少年たちに
詩を作ることを教えてくれないか」と依頼されて、引き受けることに。
刑務所に入っている少年たちだから殺人や窃盗の罪を犯した人たち。
家族に見放され、社会に背を向け、心を閉ざしている少年たちに
詩を作ることを教える。詩を作ることで一人の子が心を開くと
仲間たちも次から次へと、心を開いて、思いの丈を詩に託す。
その作品は、もう涙無しでは読めない。
「彼らはみなやさしかった」と寮美千子さん。
彼らは加害者である前に被害者だった。
家庭が、親が、社会が彼らを犯罪者に仕立て、そして出所後も
彼らを暖かく迎える社会はない。
寮美千子さんは「あふれ出たのはやさしさだった」「空が青いから
白をえらんだのです」他、何冊も本を出版している。
さっそく買い求めた。もう涙無しでは読めない。
刑務所から出所しても半数が再犯を犯して、刑務所に戻ってくるという。
ネットで検索すると、YouTubeで 奈良少年刑務所の少年たちが
寺社建築の技術を学んで、全員一体となって東大寺の精巧な
レプリカを作り上げた話も乗っていた。中の大仏まで再現している
その技術力と、共同作業の成果は驚くべきもの。こんなにすばらしい
能力をもった少年たちが社会に出てまた犯罪を犯すはずがない。
もし犯罪を犯させるならば、それは社会の冷たい目だとつくづく思う。
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