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在宅医療介護の研修会に参加 

2019年07月01日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



静岡市では、医療・介護の連携を推進するために「自宅でずっと」ミーティングという取り組みを、地域包括支援センターごとに進めています。そのための研修会があり参加しました。内容は、歳を重ねて病気になり、通院ができなくなっても、自宅で暮らし続けたいという希望に沿うように、在宅医療・介護がこのような仕組みで提供されますというもの。システムとしては、当然行われるべき各種のサービスが列挙されます。しかし、実態は、訪問診療を行う医療機関がどれだけあるのか、家族の介護負担がどれだけのものになるのか、一人暮らしの方が「自宅でずっと」生活できる支援があるのか等々、課題は多くあります。「隙間を地域社会で埋めていこう」ということが求められるのが気になるところです。地域社会でできることは、知恵を出し合って考えていくのはいいでしょう。しかし、当然ながらできないこともあるでしょう。一人暮らしで寝たきりになっても、各種のサービスと地域社会の協力で暮らしていけるようにと言われます。地域社会の協力とは何が考えられるのか。話し相手や見守りと言われます。では、24時間のうち公的なサービスがどのくらいできるのか。合計しても12時間にはならないでしょう。残りの12時間以上を地域社会の支援チームが対応できるでしょうか。私は無理だと考えます。以前、脳性マヒで寝たきり状態の方が一人暮らしをしていました。そこには、障害福祉サービスで20時間ヘルパー等の公的なサービスが配置されていました。残りの4時間は、支援者がチームで対応していましたが、どうしても一人だけになってしまう時間が生じます。その方は、隙間を地域の方で埋めてもらえないかと言っていましたが、結局対応しきれませんでした。そんな経験から、無理だと考えます。地域社会に過剰な負担を求めるのではなく、何ができるのか、できないのか、地域社会の側から思いを発信していくことも大切ではないでしょうか。遊水地のハスの葉に雨水がたまっています。

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