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平成の虚無僧一路の日記

貞奴を救ったのは虚無僧 

2019年06月08日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



犬山城のある愛知県犬山市から木曽川を渡れば、そこは岐阜県の各務原(かがみはら)市の鵜沼(うぬま)。JR鵜沼駅から国道21号線を北へ歩くこと1時間。昭和8年に、マダム貞奴が私費を投じて立てた「貞照寺」があります。結構大きな寺で、貞奴は昭和21年に亡くなり、ここに葬られています。桃介より立派な墓です。貞奴は「不動明王」を信仰していたそうで、今は、犬山の成田山の管理下にあります。その本堂の外側に、貞奴の生涯が見事な木彫りで描かれています。その3枚目。「貞奴が19歳の時、箱根の山中で悪漢に襲われた時、不動明王の威徳で、忽然一人の「普化僧」が現れ、暴漢を追い払った」という解説なのですが・・・・・。この彫り師は、「普化僧」が「普化禅師を始祖と仰ぐ虚無僧」のこととは知らなかったようです。普通の托鉢僧になっています。ザンネン。昭和8年頃でも「虚無僧=普化僧」ということは一般には知られていなかったのですね。今ではもっと誰も知らない。誰も「おかしい」と気づいてくれない。寺務所の留守居の人にその旨話したのですが「それがどうした?」てな顔で、全く無視されてしまいました。そこで尺八をホロホロと吹いて供養してきました。日本最初の女優として名を馳せた「貞奴」でしたが、昭和13年にパトロンでありビジネスパートナーだった福沢桃介に去られて以後、淋しい晩年だったようです。そんな貞奴を偲ばせるような淋しいお寺です。みなさん、ぜひお参りに行ってください。

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