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たかが一人、されど一人
笑って済ますのがメディアか?
2019年05月09日
テーマ:テーマ無し
揚げ足取りなので己を振り返れば気もひけるが、面白いネタなので書かせてもらう。連休中の4月30日平成天皇退位の式典(退位礼正殿の儀)で国民代表の辞を述べた安倍総理、当然ながら先の陛下への感謝の辞だろうが、首相官邸の公式ホームページは謝辞とはなっていず、先に書いたように「国民代表の辞」である。そして全文が以下の通り丁寧に紹介されている。https://www.kantei.go.jp/jp/98_abe/actions/201904/30taiirei.htmlこれについてマスコミは一切言及は無いが、ネット特に伝統的右翼(安倍側近の俄右翼や暴力団右翼ではない)ではかなり問題と言うか怒りの声が上がっている。何故かならば、最後1節にある「天皇皇后両陛下には、末永くお健(すこ)やかであらせられますことを願ってやみません。」の部分で、総理閣下は「願っていません。」とやってしまったのである。公式ホームページには勿論漢字表記は無いが、閣下が懐から恭しく取り出したる原文は「願って已みません。」とちゃんと漢字で書いてあったのだ。正に衆人環視社会だから、このシーンは全てのマスコミが捉えていて、願ってのところで言い淀んだ挙句に言い直して「願っていません。」と言ってしまった部分が明確にとらえている。各社がどのように編集しようともオリジナルな映像はネットを通じて拡散するのはやむを得ない。戦前の報道であれば「不得已して拡散」とでも書くところだろう。ネットで語られている中には、事前に予習してこなかったのは皇室軽視なんて説もあるが、まさかそんなことはあるまい。緊張のあまり教えてもらった読み方を思い出せなかっただけのことだろう。流石に原文にルビを振る訳にもいかなかっただろうし。右翼のホームページは見ていないが、一般人がこれを取り上げたページには必ず「揚げ足取りはやめろ!」との書き込みがある。もう大分日が経っているから大丈夫かとも思うが、豚児の駄文にも書き込みが来るかもしれぬ。笑って済ますのも現代的かもしれぬが、漢字を習い始めている生徒さんには覚えて頂きたい。己の父は名前が巳根夫である。
>>元の記事・続きはこちら(外部のサイトに移動します)
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