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平成の虚無僧一路の日記

山本覚馬の提言 

2011年06月24日 外部ブログ記事
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慶応4年3月。官軍による「江戸城総攻撃」がまさに
行われようとしている時、会津藩士の「山本覚馬」は
捕われの身でありながら、薩摩藩を通じて新政府に
「新しい世の中の新体制」について提言した。それが
『管見』と題する22項目の提言。


『管見』は、22項目の新しい文明制度を提案している。
〈政 体〉では、天皇を中心とした三権分立を。
〈議事院〉では、二院制議会を。
〈学 校〉では、学校制度を。
〈国 体〉では、国民徴兵制、税金の平等な徴収など。
〈建国術〉では、農業国からの脱皮し、商工業を盛んにして「富国強兵」を。
〈製鉄法〉では、製鉄工業を興して、〈鉄〉文明を。
〈貨 幣〉では、紙幣の発行にみあう「金」の準備を。
〈衣 食〉では、肉食と毛織物の着用による生活改善を。
〈女 学〉では、女子教育の重要性。こどもの教育には女性が重要な役割をもつと。
〈平均法〉では、遺産相続は子供達に平等に分割すべきであると。
〈商 律〉では、貿易振興のための損害保険制度を提言。
〈港 制〉では、外国人の受入れ体制、港の防災体制を。


〈変仏法〉は面白い。肉食妻帯して恥じることなく、他人の妻まで
     取る腐敗した僧侶を教化し、寺を学校としてはどうか。
     僧侶に適さない者は、技術を教えて職人にすべきである、と。

これで、明治4年「廃仏毀釈」令で、仏教は廃され、その後、
多くの寺院は存続を認められたが、「普化宗」と「虚無僧稼業」は 
断罪されたのだ。

京都は「千年の古都」として「観光収入」で もっている町かと
思われがちだが、税収は、観光よりも工業の方が多いのだ。
京都は、今日もれっきとした「近代工業の町」なのである。

寺院が、観光収入にあぐらをかいて堕落しているのだけは
変わっていないようだ。

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