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上海大学シニア留学日記

間違い 

2011年06月18日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


またまた1週間が過ぎ、土曜日を迎えた。
午後から中国語学院に通う日だ。


3時50分からの授業の前に、あじさい紀行第4弾とも
言うべき飛鳥山公園に立ち寄ろうと、いつもより1時間
早く家を出た。


山手線の駒込で下車。改札を出て、飛鳥山公園は駒込
ではなく、王子だったことに気が付いた。
六義園(りくぎえん)を飛鳥山公園と間違えた。


でも、せっかく下車したので特別名勝六義園に入場する。
六義園は徳川5代将軍綱吉の信任が厚かった川越藩主
柳沢吉保が1702年に築園した大名庭園だ。
しだれ桜の大木で有名だ。私は訪れるのは初めてだ。
江戸時代の大名庭園の中でも代表的なもので、明治時代
になって、三菱の創業者である岩崎彌太郎の別邸となった。




(特別名勝 六義園) 



(つつじの樹形が大きく見事だ)

都会の喧騒が嘘のように、静寂な佇まいの中にある。
回遊式の築山泉水の庭園を取り巻くように大木の
森が鬱蒼と茂っている。


間違えて来たのだが、これはこれで良かった。
東京に永年住んでいても、まだまだ知らない処が多い。


あじさいは少なかった。終わりかけのつつじは、最盛期は
見事だったろうと容易に想像させるほど樹形が大きく、
整っている。
今度は、しだれ桜の頃とつつじの見頃の時来てみたい。




(あじさいは少なかった。)







(有名なしだれ桜)



庭園を退出し、駅前の喫茶店で珈琲を飲む。
地下鉄南北線の駅の案内図を見ると駒込から二つ目に
王子駅があった。地下鉄に乗れば、時間内に飛鳥山
公園に行けたかも知れない。二重に失敗を重ねたようだ。


山手線で高田馬場に向かう。

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