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女王陛下のお気に入り 

2019年02月26日 ナビトモブログ記事
テーマ:ドラマ

映画ファンの皆さん、おはようございます!

昨日(25日)発表の第91回アカデミー賞。
注目の作品賞に輝いたのは『グリーンブック』。
『ボヘミアン・ラプソディ』は、最多4部門を受賞して、
ラミ・マレックは主演男優賞を受賞。

今日、紹介する上映中の、
『女王陛下のお気に入り/The Favourite』の
アン女王役のオリヴィア・コールマンが
主演女優賞を受賞。

キャッチフレーズは
”ごめんあそばせ、宮廷では良心は不用品よ”。

18世紀初頭、英国はスペイン継承戦争で
ハプスブルク家(オーストリア)側に付き、
フランス王国との戦争の渦中にあった。

しかし、アン女王(オリビア・コールマン)は
健康状態が思わしくなく、
側近でマールバラ公爵夫人の
サラ(レイチェル・ワイズ)を
公私にわたって頼っていた。

サラは宮殿内に部屋を持ち、
女王の寝室への隠し通路と扉の鍵も与えられていた。

サラは女王とは少女時代からの親友であり、
遠慮なく意見を述べ、
時には女王を脅し、意のままに操っていた。

そんな中、没落貴族の娘アビゲイル(エマ・ストーン)は
サラの縁故を頼って宮廷へ上がり女中となる。

アビゲイルはサラのライバルとなり、あの手この手で
自分の野望達成を図るのだった…。

監督が『ロブスター』ヨルゴス・ランティモスだけに、
仕掛けがいろいろで、楽しめます。

例えば、チャプター(各場面に頭出し)を付けて
展開するストーリーを予想させる手法とか、
ろうそくの火だけで撮影した映像は、寒々とした冬の
英国にピッタリで、見ている方も寒くなります。

オリヴィア・コールマンの状況に応じて喜怒哀楽を
表現する表情はさすが役者ですね。

さて、サラとアビゲイルの間で女王の寵愛(同性愛)を
めぐる三角関係の激しい争いの結果の行方は?

『ラ・ラ・ランド』のエマ・ストーンが、
イメージチェンジで、嫌味な女性を見事に演じていて、
従来の殻を破り、大役者に変身するような演技でした。



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