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のびたの日記
一夜漬け 未知の歴史の 紐を解く 忘れていた詰め込み学習 こんな昔もあったっけ
2019年02月08日
テーマ:テーマ無し
学校時代 テストが近づくと それまで勉強続けて居れば良いものを 前日になって猛勉強したものである
社会人になって多くのの資格試験に取り組んだが これも前日にある程度山勘にかけて成功したものだ
昨日のてんがらもんラジオのゲストさんの歴史 人物に至っては全く予備知識が無い それも数名出てくる
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先ずはメモ 人物の名前の字も分からない かなで書いておく 次々と知らない名前が出てくる
午後は下町のうたごえ 想いきりピアノで楽しく伴奏して いつもの様に楽しむ
早い夕食も済ませて帰り さて 何からまとめようかとメモを見る
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主要人物 桂庵玄樹 (けいあんげんじゅ)を知っている方は 地元の方かマニアックな歴史好きな方である
この人物を中心に一夜漬けの猛勉強(笑)で知りえたことを 時系列に書いて見た
次は 出てきた人物と どう 関わり合いがあるのかと相関図にしなくては 私には結びつかないのだ
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私が車の安全祈願に神田明神に毎年行く この近隣に 神田昌平坂学問所がある
江戸時代から 家康の庇護を受けて江戸幕府直轄 多くの文化人 武士などがここで学んだ
当時の学問は おもに朱子学であり 先ずは朱子学とは何か? ここでも応えられる方は珍しいと思う
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湯島聖堂
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さて 桂庵玄樹 この方のお墓が 鹿児島・FM銀河があった 伊敷という地にある
彼は周防(すおう)山口の出身 16歳のとき出家 南禅寺の僧に学ぶ 難しいので名前は他も含めて省く
その後 当時の中国・明に渡り ここで朱子学などを6年間学んで帰朝した
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時は応仁の乱の前後 京都は権力争いに巻き込まれ 略奪 放火 殺戮など荒廃していた世の中だった
彼は儒学などにも長けており 肥後の菊池氏 薩摩の島津氏から要請を受けて 講義などを行ってきた
特に薩摩の島津日新(じっしん)公忠良はこの朱子学を尊重 以後 藩教学の骨格となったのである
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これを『薩南学派』と呼び 一方では土佐には『南学』があり学問の両雄となっており 維新の活躍に繋がる
桂庵玄樹は桂樹庵を建て 弟子の島津日新(じっしん)公は 鹿児島・加世田で これをいろは歌に詠んだ
47首あり これが薩摩の郷中(ごちゅう)教育の規範ともなって行く 先輩から後輩への教育の場だ
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因みに 島津日新(じっしん)公は後に 日新寺に祀られるが 明治の廃仏毀釈で 現在は竹田神社にある
ここの参道には いろは歌の歌碑があり 現代の私たちに教えを広めているのだ
桂庵玄樹は朱子学の『大学章句』を日本で初めて本を出版した
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また漢文のみの学問は難しいと 現代で言う 句読点 レ点なども発明して意味を分かりやすく説明した
大学とは 天下を平らかにするリーダーを養成する場所 なんと意義深いことか
やがて朱子学は全国へ普及 ここに 林羅山が登場するのである 冒頭の神田・昌平坂学問所である
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もともとは上野忍岡にあったが 現在の湯島聖堂近くに幕府直轄で開校したのである
林羅山は建仁寺で仏教を学んだ方 現在もある孔子廟も建立 江戸初期の朱子学を教える
藤原 惺窩(ふじわら せいか)は林羅山の師である 元は冷泉家の公家だが 明に渡って朱子学を学ぶ
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家康は この藤原 惺窩に仕官要請をしたが これを断り 林羅山を推挙したのである
林羅山はすごい 文章は五行を一度に読んで行く頭脳 たちまち 家康のブレーンとなっていった
この学問所から佐藤一斎が輩出する 彼の門下生は3千人とも言われ佐久間象山や渡辺崋山など多い
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佐藤一斎は 40年かけてまとめた 『言志四録(げんししろく)』 は1133か条にも上る
そのうちの101か条は 後に西郷隆盛の愛読書となって 彼の思想にも大きな影響を与えた
島津久光に嫌われて沖永良部に流された時も この本を繰り返し読んでいたと言う
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鹿児島の伊敷と言う地にある 桂庵玄樹の墓 生き方を話されたが ここにあげた人物がすべて語られる
余りにも広すぎて 部分的にただ聴いた どんな人物の理解 歴史は 私は頭に残らなかった
それもラジオだから もう少し工夫して 絞り込んで分かりやすく話された方が良い これが感想でもある
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