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吾喰楽家の食卓

京粕漬に挑戦 

2019年02月08日 ナビトモブログ記事
テーマ:男の料理

寒い日が多く、当地は五寒二温と云った感じの昨今である。
立春に、春一番が吹いた。
昨日は、朝こそ寒かったが、日中は春のような陽気になった。
開花が遅れている、福寿草に黄色が目立つようになった。
開花まで、今一歩だ。

節分の夕餉は、銀鮭の切り落としを使って、味噌仕立ての鍋を食べた。
鮭の他には、インカのめざめと白菜などを入れた。
石狩鍋を意識した。
残った生鮭は、味噌を味醂と清酒で伸ばして、漬け込んだ。
その割合は「2:1:1」と、いつもより甘目にした。

翌日、フライパンにクッキングペーパーを敷き、指で鮭の表面の味噌を取り除いてから焼いた。
決して不味くはなかったが、いつもと同じようで、期待した味とは程遠かった。
日本橋人形町に本社がある、魚久の京粕漬をイメージしていたのである。
勿論、老舗の味を再現できるとは、思っていない。
漬け込みが、足りないのかも知れない。

漬け込んで三日が経った一昨日、食べてみた。
今度は、魚久が推奨している通り、手早く水洗いしてから焼いた。
また、フライパンではなく網焼にしたが、焦げやすい反面、焼け具合が分かりやすい。
実は、前回、火を入れすぎていたのだ。
上々の結果で、僅かながら魚久の味を彷彿させた。

四日目の昨日、最後の一切れを、前日と同じ方法で焼いた。
前回と味の違いは感じられなかったが、美味しく食べた。
鮮度が良い魚を使うのが前提だが、一週間くらい漬け込んでも良いかも知れない。
次回は、酒粕を使って試してみたい。
できれば、切り落としではない、形が良い切り身で。

   *****

写真
2月7日(木)の昼餉(浅蜊の炊き込みご飯・銀鮭の京粕漬風)と夕餉(メバチマグロの剥身・ローストポーク・焼鯖の押し寿司)



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