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北軽井沢 虹の街 爽やかな風

カルメンの木 

2019年01月17日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し







1951年(昭和26年)に国産初のカラー映画が北軽井沢で誕生した。松竹製作の「カルメン故郷へ帰る」は、当時の人気映画監督木下恵介がメガホンを取り、人気若手女優高峰秀子が主役カルメン役を演じた。先日、浅間牧場へ行ったとき、「カルメンの木」を説明した看板と出会い、その向こうにカルメンの木があった。今はたくさんのヤドリギを付けているが、何の木かわからなかった。この映画は浅間牧場の手つかずの自然と広大な草原が舞台となっているが、映画の中のシーンで主人公カルメンが大きな木の下で馬に蹴られる場面がある。その木がいつしか「カルメンの木」と呼ばれるようになったという。
 
この映画は、高峰秀子の木下映画初出演作品で、以後、この名コンビは日本映画史上に多くの名作を残していった。私はこの映画をどこかで見た記憶があるのだが、今は、別の興味があって、すぐにDVDを手に入れた。その興味というのは68年前の浅間山の姿がこの映画に映っているからだ。浅間山は天明3年(1783年)に大噴火を起こしている。
236年前に焼け野原となった浅間高原だが、その後徐々に現在の姿になっている。
そしてこの映画の68年前の姿と、現在の姿は明らかに違っているはずだ。私がここで生活してきた10年の間にでさえ変化があるのだから、当然ながらもっと大きな変化があるに違いないと思っている。浅間山そのものの変化とその周りの自然の変化は、自然を考えるうえでとても興味ある現象なのだ。その変化の様子が見られるということでは、世界的にも珍しい場所がここ浅間高原だということを知った時から、何か大きな秘密を手に入れたような気がしたのだった。春になり新緑が芽吹いたころカルメンの木が何の木かわかるだろう。一つの楽しみができ、胸が膨らんでくる。
 
映画と言えば、北軽井沢や浅間高原を題材にしたものは、過去に15本ありどれもみな見てみたい気持ちになってきた。
 
 
 
 

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