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尺八と横笛吹きの独り言

高倉健さんの寡黙で愚直な演技・・・・ 

2011年06月12日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

●「単騎、千里を走る」のビデオを見ました。
父親役の高田(高倉健)は寡黙すぎて、息子(中井貴一 声だけの出演) と口をきかなくなり漁師として逃避する。彼の妻はどうしたのだろう?寡黙に一人で生活をしている。
疎遠となった息子は肝臓癌の末期となっていた。
その息子の妻(寺島しのぶ) は、疎遠になった息子が「いまは肝臓癌の末期である」ことを電話で父親(高田・高倉健)に伝える。

その息子(中井貴一)は学者で演劇の研究をしていた。とくに中国の三国志での有名な話しである関羽(かんう)が宿敵曹操(そうそう)の手に落ちたとき、敵の手に落ちながらも劉備への誠意(約束)を貫き通し兄貴の劉備(りゅうび)の妻子と共に単騎で千里を走る大脱走をはかるという仮面劇に傾倒していた。
 日本にも忠臣蔵は日本人の忠義を示す史実ですが、中国にもこれと同じ誠意や忠義の話しが広く伝わってる。
中国では「千里走単騎 」と書く。
●ここで寡黙な高田(高倉)は単身でその中国雲南省に乗り込み、肝臓癌末期の息子の悲願であった仮面劇「千里走単騎 」(たんきせんりをはしる)の撮影を単独で決行する。
 父親と息子の絆を取り戻すためにも彼はその無謀な計画を一人で寡黙に実行する。
多くは語らない健さん。寡黙(かもく)で愚直(ぐちょくな)な健さんの演技がしぶい。
 息子とは何があって溝ができたのだろう。多くは語らない。
末期の父親への手紙の内容を息子の妻(寺島しのぶ)から携帯で伝える。
思わず泣けてしまう。
「お父さんとは、お互いに仮面をかぶっていたのですね・・・・」
「・・・・」高田はただただ遠くを見つめるだけだ。
高田は息子が死んだことを、協力してくれている中国の仲間(通訳・仮面劇を踊る李加民(リー・ジャーミン)にも話さない)。寡黙である。
世界遺産の雲南省の景色もすばらしい。そこの村民がたった一人の日本人の願いに共鳴する。肝心の仮面劇を踊る李加民(リー・ジャーミン)は監獄の中。
 監獄の中で外国人の仮面劇の撮影は許されない。
しかし寡黙にも愚直にも健さん(高田)は実行するのです。
仮面劇を踊る李加民(リー・ジャーミン)にも小さい子供がいた。この子供を思い出した
李加民(リー・ジャーミン)は踊る寸前で辞めてしまう。
 すると高田はその子供に会いに行く行動に出る。
通訳も世話する仲間も止めに入るが、高田は寡黙に行動するのだ。
 この子供を連れて監獄の父親に会わせようと感じたのだが、子供は父親に会わないという。次から次に難題が生まれる。
 村人は総てを受け入れ協力する姿がいい。
とうとう監獄の責任者も彼の熱意に動く。
李加民(リー・ジャーミン)に彼の子供の写真を監獄で見せた。
多くの囚人はこれを見てススリ泣いている。
 撮影を諦めて高田はひたすら帰国しようとする。
しかし李加民(リー・ジャーミン)は「踊らして下さい」と懇願する。
彼が自分の息子のところまで行ってくれたことに感激しているのだ。
そして「おもいきり泣いている」
「こんなにも正直に感情を出せることに感動する。高田は自分の生き方を後悔する」
李加民(リー・ジャーミン)は
「撮影して息子さんにみせてあげて下さい」と高田に懇願する。
このときには息子はすでに亡くなっているのだが・・・・しかし彼はそのことにも触れない。
寡黙である。
 最後の踊る場面は高田・李加民(リー・ジャーミン)そして監獄の仲間との舞台で感動的でした。          

 
●これが仮面劇「千里走単騎 」の衣装。
関羽が、兄貴の劉備の妻子と共に宿敵曹操の手に落ちる。しかし関羽は、劉備への誠意を貫き通し、最後は劉備のもとへ帰還するというもので、三国志の中では最も感動的なエピソードの一つと言われている。http://www.arachina.com/tours/movie-tours/03.html
仮面劇http://minauta.seesaa.net/article/26219461.html
 ●作品解説・紹介 - 単騎、千里を走る。
監督チャン・イーモウと高倉健の15年越しの夢の結晶は実に美しく温かい。その寡黙さゆえに息子との亀裂も深めてしまった高倉演じる主人公・高田は、人前で感情を露に泣き叫ぶことができたらどんなにいいだろうと独白する。
そんな男が、まさに一念岩をも通す粘り腰を見せる。旅は窮地に次ぐ窮地の連続だが、乗り気ではなかった通訳を説き伏せ、無理を承知で役所にも掛け合い、愚直に誠心誠意突き進む。そして、困っている誰かがいたら放っておけないという道義を大らかに実践する素朴で生命力に満ちた村人たちとの出会いが、孤独を思い知る男に生きて行く希望を与えるのだ。チャン監督が選んだプロの俳優ではない中国人キャストの名演技にも泣かされる。
http://movie.goo.ne.jp/contents/movies/MOVCSTD8210/story.html

●高田は、息子が千年以上にさかのぼる、宗教的儀式にまつわる演劇形態の研究をしていたことを知る。有名な俳優リー・ジャーミン(リー・ジャーミン)の舞踏を見るために、はるばる中国南部・雲南省まで向かった健一だったが

•高田剛一 (父親) - 高倉健
•邱林(チュー・リン、案内人) - 邱林
•李加民(リー・ジャーミン、仮面劇役者) - 李加民
•楊楊 (ヤンヤン、李加民の子供) - 楊振波(ヤン・ジェンボー)
•蒋雯(ジャン・ウェン、旅行会社ガイド) - 蒋雯
•高田健一 (息子) - 中井貴一 (声の出演)
•高田理恵 (健一の妻) - 寺島しのぶ
チャン・イーモウ監督は映画のテーマについて「温情、感傷、喪失、孤独および人と人の交流と意思疎通であり、家庭、家族、国を越えた人類共通の感情や苦しみを描いた。」と語った
写真
http://matome.naver.jp/odai/2126880921396466501/2126881022096584203

 
●映画館でブッダ(手塚治虫アニメ)
を見ました。ちょっと期待はずれかなあ・・・・
このアニメは一部作から二部三部とつづくようだ。何不自由なく暮らしている王族の息子のゴータマ・シッダルタ(ブッダ)が様々な悩みで葛藤し、最後は子供がいるのに家をでていくストーリ。
 むしろこのあとの悟りを開く苦悩の場面を期待していましたが・・・・次回作に期待しよう。

●【生老病死】(しょうろうびょうし)

人としてまぬがれられない四つの苦しみ。
すなわち生まれることの苦しみ(狭い産道を通る苦しみ)、年をとることの苦しみ、病気をすることの苦しみ、死ぬことの苦しみ。
人の一生はこの免れない四苦の苦しみの中で生きている。
 ブッダはこの中での人の生き方を教えている。それがブッダの教え。
観客はアニメにもかかわらず60代の年配の方が20数名いました・・・・
 次回作を期待したい。
●舞台は今から2000年以上前のインド。人々はカーストと呼ばれる4段階の身分(バラモン(僧侶)、クシャトリヤ(武士)、ヴァイシャ(平民)、スードラ(奴隷)、更にカースト以下とされるバリア(不可触民))のもと暮らしていた。カピラバストウ(カピラ城)の王子ゴータマ・シッダルタはクシャトリヤの身分として、何不自由のない生活を送っていた。やがては結婚し、息子誕生と共に王位に就くことになる。しかし、幼い頃よりシッダルタは、「なぜ人は死ぬのか」「同じ人間なのになぜ身分があるのか」などの疑問を常に抱えていた。そして、息子が生まれた日。シッダルタは遂に僧としての道を歩み始めた……。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より
仏陀 http://www.rakuhoji.com/blog/archives/513

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