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小春日和♪ときどき信州

本・桂望実 「嫌な女」 

2019年01月13日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し





 内容(「BOOK」データベースより)
初対面の相手でも、たちまちするりとその懐に入ってしまう。小谷夏子は男をその気にさせる天才だ。彼女との未来を夢見た男は、いつの間にか自らお金を出してしまうのだ。そんな生来の詐欺師を遠縁に持つ弁護士・石田徹子は、夏子がトラブルを起こすたび、解決に引っぱり出されるのだが…。対照的な二人の女性の人生を鮮やかに描き出し、豊かな感動をよぶ傑作長編。 

               

 読書備忘録 

弁護士の徹子と詐欺師の夏子 同い年の親戚
子供のころの話から、共に年老いていく過程がね・・・

なんというか・・・騙されちゃうんだね。
励ましたり、楽しませたり、もう死んじゃうんだから!って人の最後をきらきらさせたり・・・不思議な詐欺師、天才!

徹子が、ったくもー・・・と、夏子にかかわっても、なぁんか応援しちゃってんじゃないの?楽しんじゃってんじゃないの?って思えるところが面白い。

弁護士の依頼料の取りっぱぐれー?
弁護士稼業も大変なんだ。

そう、何してんだろう?私っ!って私だって何度も思うことがある。
願っていた通りの人生を送れていなくても、うまくいかないことが多くても、その現実と上手く折り合いをつけていく。
そうなのですよ。その通りなのですよ。折り合いをつける。ね・・・

★★★★★

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