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北軽井沢 虹の街 爽やかな風

テナガエビのロマン 

2018年12月07日 外部ブログ記事
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私がスウィートグラスで働き始めたころの仕事のひとつに、カボチャの収穫があった。
ハロウィンに使うカボチャを育てていたのだ。今ではそんなことはしないでどこかから仕入れている。私としてはできれば続けてほしかった。カボチャの種を植えて秋にはそれが実り、収穫してハロウィンのイベントに使われる。なんともロマンのある話ではないか。
 
あるとき、ロシアからやってきたライラックの苗を植える植樹祭があるので手伝えという。国外へ持ち出されるライラックの苗には土がついていない。裸のままの根を北軽井沢の土の中に埋めるのだ。その時の思い出は、ドヴォルザークの交響曲が現場で鳴らされたことだ。ラジカセから聞こえてきた交響曲が何だったか記憶にないが、ライラックはドヴォルザークの曲を好み、その曲をかけながら植えるとよく育つという。なんともロマンのある話であった。今では立派に成長して、見事な花を咲かせるようになっている。
200種類に近い種類の、しかもロシアから運ばれてきたライラック、驚くなかれ種類の多さではあの北海道を凌ぐ日本一だ。近い将来、「ライラック公園」はオープンすることだろう。
 
昨年から取り組んでいる養蜂は、蜂蜜を販売するところまでになっている。蜂蜜は究極の自然食材だ。なんともロマンのある話ではないか。
 
そして今度はテナガエビ。青森は弘前大学の農学部大学院で生物の研究をしていた一人の青年がスウィートグラスの施設に宿泊した。社長に挨拶をしに行ったところ、すぐに履歴書を出せと言われ、その後採用されてこの春に入社した青年の仕事が海老の養殖だ。
四季温泉の温泉源を手に入れた会社は、私も7年間飲んでいるこの飲泉を利用して、なんと海老の養殖をするという。先ずはこの寒い北軽井沢で海老が冬を越せるかどうかの実験が始まった。古い浴槽を利用して温泉水がシャワー状で入れられ、その中にテナガエビの稚エビが2匹入れられた。中には10センチほどに切られた水道管がある。海老はエサがなくなると共食いをするという。それを避けるための海老の隠れ家ということらしい。
青年は富岡の丹生川(にゅうがわ)に入り、捕獲したという2匹のテナガエビを宝物のように飼い始めた。群馬でとれた海老が温泉水で飼われている。28度の温泉水は海老にとってこの上ない水温なのだ。氷点下20度になっても、温泉水は凍ることはない。
なんともロマンのある話ではないか。
 
5年後に私は80歳になる。ブログも100万アクセスを突破して、盛大に85歳の誕生パーティーがスウィートグラスの会場で開催される。その時社長はエビフライをプレゼントすると言ってくれた。なんともロマンのある話ではないか。
会場には200人を超える人たちであふれ、400匹のエビフライは間に合うだろうか?
私には一人の息子がいる。東京は神田駅のすぐ近くで「トラットリア・ジュゲム」というイタリア料理店を営んでいるが、私は、メニューのなかに「手長海老のリングイネ」というのを見つけた。ロマンはつぎつぎに広がっていく。
 
今日は曇り空で浅間山には雪はなくなっていた。
今夜から雪予報が出ているが、さていよいよ雪が降るだろうか?
 
 
 
 

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