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東京流れ者 

2018年10月23日 ナビトモブログ記事
テーマ:アクション・アドベンチャー

映画ファンの皆さん、おはようございます!

今日の映画紹介は「東京流れ者」。
BSプレミアムで2018年10月23日(火)13:00〜放送。

1966年(昭和44年)製作の古い映画ですが、
当時は日活全盛時代で任侠路線の映画は良く観ていました。
内容は忘れていても、渡哲也が歌う主題歌は覚えていますね。

♪♪何処で生きても流れ者
 どうせさすらいひとり身の明日は
 何処やら風に聞け
 可愛いあの娘の胸に聞け
 ああ東京流れ者♪♪
https://youtu.be/BGPXsjEt2AU

本作は鈴木清順監督だけに、
ただのアクション映画ではなく、
その美術や原色を使った色彩は今、見ても斬新です。

舞台を見ているような、シンプルな背景を前に
演じる俳優は、ミュージカルのようにも思えます。

流れ者の歌をくちづさむ「不死鳥の哲」こと
本堂哲也(渡哲也)を、数名の男がとり囲む。

彼らは、哲也の属する倉田組が、
やくざ稼業から不動産業に鞍替えしたのをやっかみ、
何か事あるごとに
倉田組に喧嘩を吹っ掛ける大塚組であった。

しかし、哲也は倉田(北竜二)の無抵抗主義を貫く。

哲也は恋仲の歌手の千春(松原智恵子)と結婚して、
やくざをやめる決心をしていた。

倉田は金融業の吉井(日野道夫)から
ビルを担保に金を貸りていた。

哲也はそれを知り、吉井に手形延期を申し込む。
これを大塚のスパイで、事務員の睦子(浜川智子)
から聞いた大塚(江角英明)は
吉井に担保のビルの権利書を渡せと脅す。

又、大塚は邪魔者の哲也を殺すため「蝮の辰」と呼ばれる
殺し屋の辰造(川地民夫)を差し向けるが…。

東京を追われ、庄内、佐世保と各地をさすらう、
任侠の男の物語と言いたいところですが、
ハードボイルドの中にコミカルな要素を盛り込んで
これぞ、娯楽映画と言ったところでしょう。

劇中、蒸気機関車の雄姿と当時の背景が懐かしいです。



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