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老いてなお

*下重曉子の「極上の孤独」(幻冬舎新書)を読みました。  

2018年09月26日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し


*この文章は本の解説に出ていたもの

現代では「孤独=悪」だというイメージが強く、
   たとえば孤独死は「憐れだ」「ああはなりたくない」
        と一方的に忌み嫌われる。

しかし、それは少しおかしくないか。

そもそも孤独でいるのは、
 まわりに自分を合わせるくらいなら
  一人でいるほうが何倍も愉しく充実している
   からで、成熟した人間だけが到達できる境地でもある。
 
「集団の中でほんとうの自分でいることは難しい」
 「孤独を味わえるのは選ばれし人」
     「孤独を知らない人に品はない」
        「素敵な人はみな孤独」等々、
一人をこよなく愛する著者が、孤独の効用を語り尽くす。

印象に残った言葉は次のようなものです。

・一人の時間を孤独だと捉えず、自分と対面する時間だと思う。
 孤独ほど贅沢な愉楽はない。誰にも邪魔されない自由もある。
・今の時代は人と人とのつながりばかりが強調され、
 スマホなどの機器を通じてやり取りしないと不安になる。

とにかく人から外れたくない、同じ輪の中に
       いたいと一人ひとりがあがいている。
その実、今ほど人と人とが遮断された時代はないのだ。

・仏教では、悩みの原因となる対人関係から
     距離を置くことをすすめているが、
      孤独と向き合う時間こそ貴重である。
・「淋しい」と「孤独」は違う。
  淋しいとは一時の感情であり、孤独はそれを
    突き抜けた、ひとりで生きていく覚悟である。

・友人は若い人に限る。
  年をとった友人は、遅かれ早かれいなくなる。
     若い人なら、その確率は減る



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本日は秋晴れ

asi asiさん

みのりさん
いつもコメント有難うございます。

沢山の人達と交流が好きな人、
   一人が好きな人と人それぞれ
    生き方が違うので感じ方もまた違います。

それぞれの生き方があるので、
   自身に忠実に生きることが大切と思へます。

2018/09/28 09:47:11

おっしゃる

asi asiさん

四つ葉さん
通りです。

現在の新聞などの記事で見ると「孤独」とゆう
言葉はマイナス面が強調されているように感じております。

曰く「孤独死」などは典型的な表現として定着しています。

2018/09/28 09:41:09

孤独

みのりさん

asiasiさん

 家族がいて
自分一人の時間を楽しむのが多いですね
 時には主人が仕事で家を空ける時は
自由な時間が楽しめます。
でも1人になるとさみしいでしょうね

2018/09/28 08:53:15

極上の孤独

四つ葉さん

こんにちはasi asi さん

私もこの本を読みました。
孤独という事の認識がガラリと変わる色々考えさせられた本でした。
孤独ほど贅沢な時間を持ち、誰にも邪魔されない素敵な時間を過ごせるというのが印象に残り、孤独とは一人で生きていく覚悟が出来ているという‥強い覚悟が出来ている事というのも勉強になりました。
下重暁子さんらしい本でした。

2018/09/26 13:58:50

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