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ひなたぼっこ
義母の話
2018年09月03日
テーマ:健康
若い頃から好奇心旺盛、ハイカラさん、良妻賢母でいつも穏やか、自慢の義母(87歳)のお話しです。
シニア世代に突入した私にとっては、お手本のような存在でもあります。
去年義父(享年92歳)が亡くなった後の義母は、気持ちも優れず疲れ果てた様子でしたが、暫くして、宮崎に家を借り奈良と行き来する一人暮らしの生活を始めました。
周りは唖然としましたが、それには、自分の気持ちを切り替えることは勿論、2年前に宮崎へ移住した娘夫婦や私たち夫婦を気遣う義母らしい思考と発想、行動力があったのだと思います。
更に驚いたことは、宮崎での移動手段に中古車を買ったと言うのです。本人曰く、免許証の更新試験ではかなり優秀な成績だったとのことですが、本来ならば免許証を返しても良い時期? とはいえ自転車ではもっと危険かも知れません。
義母が免許証を取得したのは50代半ば。反対し続けた義父(夫)を、義祖母の通院の送り迎えに必要と押し切りました。
今となっては、一人で通院できることで、本人も私もずいぶん助かっています。
このように達者な義母ではありますが、還暦を迎える寸前に膀胱癌を患い、大手術と2度の放射線治療で命を救っていただいた過去があります。
その頃のエピソードですが、退院後間もなくマラソン大会に参加、見事完走しました。
今、同じ年になった自分に置き換え考えてみても、大した人だとつくづく感心させられます。
マラソンに参加するため、痛みに涙しながら走る練習を続けた事を、後で知りました。
そんな義母も、去年暮れ頃から膝の痛みが辛くなったようで、歩行には気をつけている様子。もうすぐ定期検診で帰ってくる予定なので電話してみると、義姉夫婦が長期留守になるとのことでした。
空港まで送り迎えしてくれる義姉夫婦がいないとなると、少々心配なので、「私が迎えに行こうか?」と聞くとと、「そうしてくれると嬉しい」と・・・やはり足が辛いのか・・・
急遽宮崎まで迎えに行くことにしました。
次の日、チケットが取れたことを知らせると、
「着いたら、指宿まで運転できるかなぁ? 一泊でお得なプランがあるから予約しとくわ。ええとこやでー♪ 観光してかえたらええわ」・・・えぇーwww !
いつも、こんな調子で驚かされます。有り難い事です。
行きはピーチが高くて、運賃の安いフェリーを利用。二泊三日ですが思わぬ楽しみが出来ました。
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hillさん
こんばんは!
コメントありがとうございます。
少し悲しい出来事になりますが、闘病生活を送っていた友人が亡くなるすこし前に、「義母と私の関係をずっと羨ましく思っていた」と言ってくれました。そこには彼女の秘めた思いがあったの知れません。
相性もあると思いますが、このようなご縁に感謝の気持ちを忘れないようにいたします。
2018/09/13 01:53:54
スーパーおばあさん
こんばんは^^
お義母さんは、50台半ばで運転免許を取られたり、退院まもなくマラソン大会に出られたりとスーパーおばあさんですね。
よく出来たおばあさんでも、嫁・姑の関係では、お嫁さんから愚痴の一つも出そうですけどね。
愚痴の出ないひなたさんも素敵ですよ〜♪
2018/09/10 21:12:28
月あかりさん
本当にそう思います。足下にも及びませんが、そんな義母の元で学んだ事が、息子夫婦に伝えられたらと思っています。
コメントいただき嬉しいです。有り難うございました。
2018/09/04 02:09:18