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たかが一人、されど一人

政治家絡みの報道姿勢 

2018年08月29日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

マスコミによると総理の日程は分刻みの過密なものらしい。新聞の首相動静に掲載されるだけでも毎日非常に多くの人と会わなければならぬことも一応理解できる。その度に官僚が書いた原稿読むだけだとしたら「総理の仕事なんかロボットにも勤まるじゃないか」なんて悪口を言いたくなる。最近は朝NHKのBSで海外テレビ局のニュース報道を観て思うのが、政治家の発言に関するニュースの取り上げ方の違いだ。海外のトップであっても官僚の振り付けで毎日行動していることでは日本の総理と大差あるまい。しかし海外メディアの取り上げ方はまるで異なる。トップが如何なる場所で何を話したか、これをできるだけ伝えようと努力しているようだ。特に感心するのはロシアの放送局(多分国営だと思うが局名は覚えていない)。毎日のようにプーチン大統領の動向を一つ取り上げるが、これが実に丁寧で長い時は10分くらいに亘ることもある。日本の総理動向の描写は、視察映像は勿論囲みの記者会見でさえいつもお決まりのパターンで精々1分そこそこ、放送時間の短さもさることながら総理の考えとか人柄がにじみ出るものは何一つ伺われない。これは現総理の側にも問題があるのかもしれない。よく言われることだが、安倍氏の国会答弁は質問に対しては答えをはぐらかしたりそっけないは応答をするが、質問されていないことを喋り始めて問題の引き金になることが多いそうだ。従って彼の喋りを長く切り取ると周囲が慌てるようなことになり兼ねないので、周りが配慮して放送局に依頼している可能性もある。そこに行くとロシアの放送局は凄い。殆ど毎日のようにプーチン氏とロシアの地方自治体や共和国首脳との会見を取り扱うが、大統領執務室らしき会場であっても、頭の数分は記者を室内に入れて会話のやり取りを録画させている。地方視察なんかの場合は、市民との会話のやり取りを流すので、たとえヤラセにしても大統領の人柄や思想がにじみ出てくる。日本総理の被災地訪問映像なんかとは天地の違いがると言っても過言ではない。日本では時に閣僚の辞任会見があるが、その総てが不祥事絡みなので辞任する閣僚の思いの丈をまとも聞いたためしがない。今朝放送されたフランスの環境相の辞任ではラジオインタビューに答える形で、在任15か月を振り返り全く責任を果たせなかった悔しさとその原因を明確にしている。政治家の資質の違いもあろうが、メディアの放送に従事する責任の違いも大きいだろう。

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