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尺八と横笛吹きの独り言

宮城「田の草取り唄」 

2011年05月24日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

●被災地「宮城県」民謡の「田の草とり唄」を都山譜で採譜してみた。
草取りはご存じのように背中を折り曲げての作業だ。
重労働を切り抜ける励ましの唄」だそうだ。
ネットで検索すると、この「田の草取り唄」は中学生や高校生が合唱に選ぶ民謡であるようだ。
 素朴で地方色豊かな民謡である。
被災地宮城は田の草を取っているどころではないのかもしれない。
方言も入っているので、最近は地元でも唄える人は少なくなってしまったと書いてある。

 ☆・ハァ〜ァァ、ァ〜私しやおもだかだよ(ソレ)
   田の中育ち 稲のもとばり見て暮らす
  (ハァ〜イッテキテ サッサ)

☆・天気よいせか「コ〜オ〜リヤ〜ヨ〜」(ソレ)
  こんなにもてた 今年しや豊年大当たり

☆・腰の痛さよ「コ〜オ〜リヤ〜ヨ〜」(ソレ) 
  この田の長さ 皆んなあがれよ早たばこ

 ●早たばこ(小昼のこと)   

☆・二番取りあげ 三番が盛り、 (ソレ)
  今日のあがりは 日が高い

☆・・今日の割捗(わっぱ・ノルマのこと)二枚田ぶぎり(ソレ)
    晩にゆくべや踊り見に   

 お囃子(おはやし)の(ハァ〜イッテキテ ドンドン)は(ハァ〜イッテキテ サッサ)としているのは仙北地方では「サッサ」のほうで唄っている。
「ドンドン」のお囃子は仙台近郊岩切在の唄で大正の頃まで時報として仙台の天文台で大砲をならしたもので、これをドンと云っていたらしい。
この捗(はか)が行って(仕事がはかどる)戻って来てお昼だということだ。
 草取りがうまく捗(はかど)り、するとドンドンが鳴ってお昼になるようだ。
目がくらむような、暑さと腰マゲの姿勢で草を取っている姿が想像される。
 唄でも唄って元気づけるしかない。ドンドンが鳴ってようやく昼になる。
ほっとする気持もでている。
            
 
●これが一番の歌詞にでてくる「おもだか」という雑草?のようだ。
可憐な小さな白い花が「おもだか」だ。葉がおもしろい形だ。
この「おもだか」も除草剤で絶滅?が危惧されているくらいで普通の田んぼでは見られない。
「おもだか」というのは山野草に「おもだか」というのがあるが、その草かもしれない。
我が家にもこの山野草の「おもだか」が植わっているはずだ。
名前は葉面の脈が高くなっているので面高からきたらしい。
●可憐な小さな白い花も、作業の疲れをひと時でも癒してくれる・・・・。
http://blogs.yahoo.co.jp/mtate417/50742451.htmlから写真もお借りしました。
●余談ですが
この地方には於茂多加男山(おもだかおとこやま)という地酒があるようだ。

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