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迷える羊のメモ帳

メモ帳110ページ目 僧侶vs羊の一問一答    

2011年05月19日 外部ブログ記事
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ニュースを見るたびため息が出る。

福島第一原発事故収束に向けて動き出した矢先に、東京電力は、1号機は
地震発生から16時間後に炉心は溶融していたと発表した。

先月発表した事故収束工程表によれば半年〜9ヶ月以内に冷温停止予定と
されていた、しかし首相は工程表の見直しはせず目標通りを強調している
が作業現場では死者まで出ているのに果たしてこんな安易な事で良いのだ
ろうか・・?

最近は専門家なる科学者も自粛しているのか、あまり出てこないので、
ますます不安が募ってしまう、そこで世界平和の祈りを捧げてくれる
僧侶に迷える羊が原発について教えを請うてみる事にした。


 VS

羊・・・2号機 3号機は放置されていて自然に温度が下がるのを待って
    いるだけですか

僧侶・・燃料棒や、使用済み燃料棒は、放っておくとドンドン勝手に発熱
    する性質があるから厄介なのです。
    核燃料の一部の原子は、放射線というエネルギーを放出しながら
    別の安定した原子に変化します、その時、熱を出すので、燃料棒を
    一緒の場所に放っておくと数千度まで発熱して全てを溶かしてしま
    います。だから、一生懸命、水浸しにして冷やさなければなりません。

羊・・・日本の原発事故で周辺地域が受ける被害と、どれくらい遠くまで
    被害が及ぶの

僧侶・・福島原発周辺の大多数の住民は避難したので、人命の損失は低い
    と思うよ。でも、肉や野菜の長期的な安全性は不確かだね。日本
    は海外から多くの食物供給を輸入しなくてはならなくなると思う。

羊・・・もし炉心溶融で臨界に達すれば、爆発するの

僧侶・・原子炉は地震直後に緊急停止したので、臨界は起こらないという
    見方が多いね

羊・・・原子炉が爆発し、放射性物質が放出すると健康被害はどのくらい
    
僧侶・・一度に500ミリシーベルト以上の放射線を浴びると人体に影響があ
    るらしい。だから原発周辺30キロメートル以内の住民は強制退避か
    避難を求め、犠牲者を最少にしている。
    東京まで放射性物質が風で運ばれると、犠牲者はもっと高くなるね。

羊・・・地面に溶けた放射性物質を防ぐためにどうすればいいの

僧侶・・全域をコンクリートで覆わなければならない。日本の東北地方では
    たぶん長い期間耕作ができなくなるだろうね。

羊・・・避難した人達は再びこの地で暮らせるの

僧侶・・収束工程表通りに行かなければ、不自由な生活を強いられ、抱える
    ストレスは大きくなるね、永久に移転させられ、工場やビジネスも
    閉鎖し、日本経済も急落するだろう、だから必死で原子炉の安定に
    努力しているのさ。
    しかし、メルトダウンが4号機まで続くとなると、収束には10〜20
    年、それ以上の時間が必要とみる科学者もいるよ。

羊・・・僧侶有難うございました。前途多難ですが、「がんばろう 日本」
    を合言葉にして支援を続けましょう

  
 

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