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雑感日記

日本の旧い構造 雑感 

2011年05月17日 外部ブログ記事
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★毎日、東日本大大震災のニュースが続く。
大変なことだが、地震のあと処理などは国やお役所が担当だし、
原発のあと処理は、それこそ想定外の連続で、それを処理する東電は典型的な日本特有の大企業だから、
全ての問題に日本の構造的な欠陥が表に出てしまうのはある意味仕方のないことかも知れない。
 
★構造的なということ=体質になってしまっているということなのだから、直ぐには改めることも難しいし、その対策は大変なのはよく解るが、もう少し何とかならぬものかと思ってしまう。
 国民からも、世界中からも義援金は大金が集まっているのに、現地の被災者にはなかなか届かないのが現実のようである。
お金を出した人たちは、みんな直ぐ被災者に届くと思って拠出しているので、それが夏になるなどとは決して思っていないのである。
少しぐらい不公平があってもいいから、兎に角早くお金が渡って、被災者の喜ぶ顔が見たいのが素直な思いなのだが。
● 義援金を貰うのに、申請が要る。申請書には印鑑が要る。印鑑など家がなくなった人が持っているはずがない。なぜこの際世界的に通用する署名でダメなのか?
● 平時と同じお役所の手続きが要って、今お金が欲しい人に届くのは7月になるのだとか。
● 少々間違ってもいいから、避難所にいる人には、一人10万円づつ渡すなどの粗っぽい渡し方は出来ないのだろうか?
● 集まった金は、法律の手順に従って拠出されたわけではない。街頭募集などで不特定多数の人たちが善意で拠出したものである。
 
★原発そのものは、世界的な発電方式なのだから、それを採用したこと自体間違ってはいなかったのだと思うが、
それが国策となると、電力会社も、担当省庁も、関連する学者先生まで、『それ一筋の利権体質』に陥ってしまって、
安全対策とか過去の地震の大きさなどは、『見えなくなってしまう』というより『見ようとしない』体質になってしまうのである。
その結果が、今回の福島原発事故に直結している。
仮説の立て方が間違っていると言うより、『ややこしい反原発の仮説』など最初から、立てる気など毛頭ないのである。
 国民の安全よりは、業界、学会などが大事な所謂『護送船団方式』の典型が原発利権であったように思えてならない。
 
★先日の日曜日、『そこまで言って委員会』は、地震のためにかすんでしまった日本のその他の大きな構造問題をいろいろ取り上げていた。、
それがみんな日本の旧い体質問題ばかりなのである。
●大阪の元前田検事の特捜という検察組織の問題、これも構造問題だがどうもうやむやになってしまいそうである。
●こんな特捜に調べられて、無理やり実刑になった鈴木ムネオさんやホリエモンは、可哀そうである。法律のことなど詳しく解らぬが、ホリエモンの問題など他の経済問題に比べたら、金額は低いし、個人的に会社の金を使い込んだ証言者の宮内さんは無罪で何のお咎めもないなどと聞くと、特捜の面子のためにこんな結果になったのではと、日本の司法の正義までも疑いたくなってしまうのである。
 
★政治家も、検事も、大企業の経営者も、みんな若いころは優秀で、夢を持って勤勉に励んだのだろうと思う。みんな優秀で悪い子だったわけがない。
然し、『何をやりたい』というよりも、『何になりたい』という想いのほうが強すぎたのだと思う。
理念などよりは、『権力の座』に魅力を感じた人たちの方が、圧倒的に多いのだと思う。
だから、その座に上り詰めるとその権力の座を守る、『既得権を守る』事のみの方向に向かってしまっているのではなかろうか?
 
根底には、教育問題があるのかも知れない。
学校だけではだめで、殆どの子供が塾通い、いい学校いい大学に入るため、それはいい企業、いい職位に着くためと、このあたりから間違っているように思う。
 
このような発想が一般的なので、
全ての対策や、システム造りそのものが日本の『旧い既得権を大事にする』方向ばかりになってしまうのだろう。
政治家は国よりも党が大事だし、なによりもご自身の議席が大事だと思っている節がある。 お役人は国民目線がないし霞が関では省益が、大企業は業界の利益が第1で、消費者目線が完全に欠落してしまっているように思えてならない。
そしてさらに大きい業界や、グループの『護送船団方式』が構造的に定着してしまっているのである。
 
★既得権とか権力の座というのは、よほど坐り心地がいいのものか、民主党が天下を取ったら体質が変わってしまったような感じである。菅さん筆頭に政権維持ばかりなのである。
あれだけおかしかった自民党が野党になったらもっともらしいことを言う。
国会の予算委員会を見ていたが、間違いなく野党の方がまともなのである。
政府の方は質問にもまともに応えないのである。昔の自民党みたいで、まともに答えたら政権が持たないのかも知れない。
この際、ホントに超党派で、この国難に対処したらいいのにと思うが、なかなかそれも難しいようである。
一体、日本はどうなってしまうのだろうか?
 
少しガタガタする方が逆にいいのかも知れないと思ったりしている。
いずれにしても、従来の発想の踏襲だけは、直してゆくべきだと思っている。 
政治も官も民も。
新しい発想の出来る人は、いっぱい見かけるので、そんな人たちが先頭を走る日本になればいい。
 
 
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