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武田薬品「約7兆円巨額買収劇」の勝算 

2018年06月04日 外部ブログ記事
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武田薬品が世界のメガファーマとしての地位を確立するチャンスに賭けて

ウェバー社長への期待
 ☆会社の規模を大きくするために闇雲にM&Aを仕掛けた嫌いのある前社長・会長時代とは違う
 ☆ウエバー氏は4〜5本の戦略的な事業部門を設定し、それ以外はむしろ捨てていく経営姿勢だ
 ☆同社の取り組む重点領域を「がん」「消化器系疾患」「神経精神疾患」Lワクチン」に絞り込む
 ☆研究開発投資をこれらに集中させる方針を打ち出した
武田薬品工業による発表は、日本経済のみならず世界に衝撃を与えた
 ☆アイルランドの製薬大手シャイアーを総額約7兆で買収する手続きを開始と発表
 ☆日本企業の海外企業買収は必ずしもうまくいっていない
 (NTTドコモによるAT&Tワイヤレス買収(1兆円以上))
 (東芝のウェスチングハウス買収)
 (日本郵政のトール・ホールディングス買収)
 ☆日本企業の大型海外M&Aは過去失敗続き
武田買収は成功するのか
 ☆武田の直近の年間売上高は約1.8兆円、シャイアーは約1.7兆円
 ☆両社とも世界の製薬企業ランキングで20位付近
 ☆買収により、武田の売上高は3兆円を超し、世界8位付近にまで躍り出る
 ☆世界トップ10に入る「グローバル・メガファーマ」の地位
 (日本の製薬企業として初めて)
武田は10年頃から、主力品の特許が相次いで切れ
 ☆売り上げが激減する”パテントクリフ”という状態に陥っていた
 ☆08年にがん領域などに特化する米国のミレニアムを約9千億円
 ☆11年に新興国の販売網をもつスイスのナイコメッドを約1.1兆円で買収
 ☆17年には、がん領域に強い米アリアドを約6千億円で買収した
武田のシャイアー買収のメリット
 ☆シャイアーの主力製品は、ADHD治療薬「ビバンセ」、潰瘍性大腸炎治療薬「リアルダ」など
 ☆開発中の製品にも、非アルコール性脂肪肝炎治療薬や好酸球性食道炎治療薬など
 ☆武田の重点領域のうち、消化器・神経精神疾患の「即戦力」を含むラインナップとなっている
 ☆研究開発費も買収により大幅に拡大する
 (武田の約3千億円、シャイアーの約2千億円合計5千億円)
 ☆実用化に最も近い第3相試験中の製品数は、武田単独の3品目から10品目に拡大、
 (第2相も9品目から13品目)
 ☆武田が買収の魅力に挙げるのが、シャイアーの「収益性の高さ」だ
 (武田の純利益は売上高の10%、シャイアーは約28%)
 ☆新興国市場でも、2社が統合することで強みが生まれる
有利子負債6兆円に不安あり
 ☆武田の「財務悪化」に対する不安感は根強い
 ☆武田は過去の買収によって、現在約1兆円の有利子負債を抱えている
 (今回の買収で有利子負債6兆円以上)
 ☆武田の株主に「1株あたりの利益増」を見込むとも話したが具体策への言及はない
 (武田の株価は、買収発表した後も下がり続けている)
 ☆買収額約7兆円の半分以上を武田の「新株発行」で賄うので、1株当たりの希薄化も予想
 ☆日本の格付投資情報センターも信用格付の「格下げ方向」に指定している
 ☆買収の成立に向けて、武田は臨時株主総会で株主の3分の2以上の賛成を取り付ける必要がある
 (武田の創業家や一部OBなどからはすでに「反対」の声も聞かれる)
 ☆株主の理解を取り付けられるかが大きなポイントとなる
知識・意欲の向上目指し、記事を参考・引用し、自分のノートとしてブログに記載
出典内容の知識共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介しました
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
詳細は、出典記事・番組・画像で確認ください
出典、『THEMIS6月号』


武田薬品「約7兆円巨額買収劇」の勝算(『THEMIS6月号』記事より画像引用)

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