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北軽井沢 虹の街 爽やかな風

ルリミノウシコロシ 

2018年05月29日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し









ここに移住してきたときから我が家にあるハイノキ科のサワフタギという木には、青い実がなる。青い実がなる植物はあまりない。しかも、それはほとんどが草で、木ではサワフタギくらいしかないという。サワフタギの実は瑠璃色と呼ばれる鮮やかな青。瑠璃というのはラビスラズリと呼ばれる鉱物で、アフガニスタンが主な産地。ラビスラズリは古くから、洋の東西を問わず宗教と結びつき、最高位の色として扱われてきた。仏教における瑠璃は、浄瑠璃光世界として浄土を象徴する色となっている。サワフタギの別名は「ルリミノウシコロシ」で、瑠璃色の実はこの木をとても印象深いものにしている。
ルリミノウシコロシの名前の後半部の「ウシコロシ」は、バラ科の植物「カマツカ」の別名。強靭なカマカツの枝で牛の鼻輪を作り、牛を制御したことから、ウシコロシの名がついたが、サワフタギの別名も牛の鼻輪を作ったからという説もあるようだ。
 
また、瑠璃の青は「ウルトラマリン」と呼ばれている。フェルメールの絵画「青ターバンの少女」の青色は、ラビスラズリから作られた絵の具が使用されているが、現在では化学合成したウルトラマリンが使われるそうだ。日本ではラビスラズリは採れないが、サワフタギの実で瑠璃色を愛でることができる。
我が家のサワフタギも今小さな白い可憐な花を咲かせている。秋になるとたくさんの瑠璃色の実を見ることができるだろう。
 
 

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