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とみやんのブログ
父は俳人
2018年04月28日
テーマ:テーマ無し
随分前に亡くなった、私の父は、
明治30年代生まれの頑固者。
朝、昼、晩、
必ずNHK のニュースを見る。
三度の食事は決まった時間にとる。
風呂は1か月に一回。
一度言ったらてこでも動かない。
そんな父が、
40歳から、亡くなる88歳まで、
俳句を作っていた。
”うたたね”と言う俳誌を主宰し、
その同人は、
北は青森から南は鹿児島まで、
どうやって集めたのかは、
記憶にないが、存在していた。
俳誌といえど、その時代、
ガリ版に鉄筆で書いて、
謄写版で印刷していた。
父が唯一の選者であり、
他の人々は生徒であった。
講評を書いて、
先生と呼ばれていたのも、
不思議な気分だった。
全国の同人は、書留や切手で、
会費を送ってきてた。
それが会の運営費だった。
また、時々遠方から訪ねる人もあった。
古びた農家に、スーツ姿の、
大学の先生らしき人がきたのは
驚きでもあった。
その父は、
町内では有名人であった。
「青雲子」と言う俳号の方が、
本名より知られていた。
そんな父の遺伝子を受け継いでいないが、
なんとはなしに、時々短歌を書いている。
40年前であれば、
父はなんといっただろう。
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