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尺八と横笛吹きの独り言

いまさら聞けない・・・・・シリアの内戦 

2018年04月19日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

            

仝什澆両?

米国が化学兵器を使用したシリアに空爆
ドナルド・トランプ米大統領は東部時間4月13日午後9時(日本時間14日午前10時)、ホワイトハウスでテレビ演説を行い、シリア・アサド政権の「化学兵器施設」に対する局所攻撃を命じたと発表した。首都ダマスカス郊外東グータ・ドゥーマに対してシリア政府軍が化学兵器を使用したと疑われている攻撃に対応するもので、英仏軍との合同作戦が「すでに始まっている」と述べた。国防総省によると、ダマスカスのほか、西部ホムス近郊の施設が標的になった。
トランプ大統領はホワイトハウスで会見し、アサド政権の「化学兵器使用能力に関連する標的」への局所攻撃を命じたと述べた。さらに、「シリア政権が禁止されている化学物質の使用をやめるまで、我々はこの対応を持続する用意がある」と強調した。
大統領は、攻撃の目的は「化学兵器の製造・拡散・使用に対して強力な抑止力を確立すること」だと説明。(www.bbc.com/japanese/43763845)

シリア難民400万人以上
2011年3月以降に起きた内戦により、22万人以上が死亡。国連難民高等弁務官事務所によると、人口2200万のうち400万人以上が国外で避難生活を送る。

▲轡螢内戦の発端は?「独裁国家を倒そう!」という運動から始まった。

そもそもシリアの内戦は何が始まりだったのでしょうか。簡単に流れを見ていくと、
1. 北アフリカ・中東のアラブ諸国(シリア・チュニジア・リビアなど)では長らく独裁政治が続いていた
2. 2010年12月にチュニジアで民主化運動(ジャスミン革命)が起こる
3. それに影響されてアラブ諸国に民主化運動が広がる(いわゆるアラブの春と呼ばれる運動)
4. 当然シリアにも「アラブの春」の影響を受けて民主化運動が広がる
5. アサド政権(シリア政府)VS反政府軍の戦いが始まる
6. アサド政権が優勢で、早々に戦いは終わると思われた
7. しかし「アサド政権を応援する国」「反政府軍を応援する国」がそれぞれ援助を始める
8. この内戦のどさくさに紛れて「イスラム国」が自分たちで国を立ち上げるという話も出てくる
9. 今もまだ戦いが終わっていない状態

シリアはアサド政権の方が優勢で、民主化運動自体は失敗に終わったようだ。助けてくれる国が出てきたのは良かったのですが、もうかれこれ6年以上も続く、本当に長い戦争だ。

シリア内戦は3つの勢力の争い

・アサド政権を支持する国【イラン、中国、ロシア、北朝鮮など】
・反政府軍を支持する国【アメリカ、イスラエル、トルコ、フランス、サウジアラビアなど】
・イスラム国(イスラム軍)アイシス

●シリア内戦相関図



元々はシリア政府軍と反政府軍の争いだったのですが、途中からISが参戦してきた。
「国連が間に入って何とか戦争を終わらせられないのか?」
「拒否権」という制度があって、国連・安全保障理事会の常任理事国(アメリカ・イギリス・フランス・中国・ロシア)のうち一か国でも「NO」と言えば、何も出来ません。
http://everything-is-changing.com/archives/1729)より転載


http://kotodute.hatenablog.com/entry/2017/04/10/145619

ち茲い慮彊?崕ゞ気琉磴ぁ

• スンニ派 74%
• アラウィー派 16%
• 東方正教会 10%
(※パーセントの数値はシリア内での支持率です。)

 
●シリア周辺国の態度

シリア政府軍はアラウィー派
反政府軍はスンニ派
アサド政権への不満が噴出
現在シリア政府軍のリーダーはアサド大統領なのですが、そのアサド大統領が信仰している宗教こそがアラウィーなのです。
アサド大統領の政治は独裁政権と言われていて、国民の意見ではなく、自分の価値観を中心に国を統制しています。
その結果、アサド大統領はアラウィー派の市民を意図的に優遇するようになりました。
そうなると、スンニ派の国民はアラウィー派へのえこひいきに不満爆発です。
そこで、スンニ派の不満を抱えた市民が集って「アサド政権を潰そう」と結集された組織が反政府軍なのです。


ISIS(アイシス)という組織が突如に介入してきた

ISIS(イスラム軍)の目的とは?
ISISの目的は、文字通りイスラム国を作ることです。
今は一勢力でしかないイスラムを正式な国家として樹立させたいということですね。
それを武力によって行おうとしているのがISISという組織です。

ISIS(イスラム軍)がシリア内戦に介入した目的
イスラム軍がシリアの内戦に介入した理由は単純です。
それは、シリアを制圧するチャンスだと見たからです。
争ってお互いに消耗しているところに介入して全てをかっさらってしまおうという考えです。
最終的には、政府軍も反政府軍も食ってしまおうと考えているわけです。
この介入が内戦を余計ややこしくしている。

Ε▲瓮螢とロシアの石油がからむ思惑

アメリカは中東を支配したい。ロシアはそれを阻止したい。
石油がとまれば、どんな国でも長くは持ちません。
そこでアメリカはイランを抑えて、中東をほぼ支配することを画策。
イランを制覇すれば、中国が本気で覇権を取りにきた時に、アメリカは「中東から中国への石油をストップする」というカードを出すことができる。
中国もそれがわかっているため、ロシアと組んでエネルギーの購入先の多角化や、アメリカの中東支配の阻止をしようと動いています。
●アメリカにとっては、このシリア・イランの2国をつぶすことが「中東覇権」の最終段階。
「シリア」をつぶすことで「イラン」をつぶしやすくなる。
「イラン」の派遣を握れば、安全保障的に「ロシア」「中国」を、経済的には「日本」「中国」はじめ様々な国を抑えられる。これを阻止しようとロシアは反米のアサド側についている。

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