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キャンプファイヤー 

2011年05月01日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
5月に入った。天気はあいにく晴・雨・曇とめまぐるしく変わり、気温も上がらなかったが、キャンパー達はどうやらそんなことは織り込み済みで気にしている様子はない。2〜3日このキャンプ場で過ごす人たちは余裕であるが、忙しくテントをたたんで帰宅の準備をする人たちもいる。
コテージやキャビンのチェックアウトは午前11時で、チェックインは午後2時になっている。
私たちクリーニングスタッフは、11時から2時までの3時間が忙しい。チェックアウト後の部屋の掃除を次のチェックインに備えて午後2時までに完了させなければならない。3班に手分けされたチームは担当したキャビンやコテージの清掃に大わらわで、このような日の昼食は午後2時からとなる。
 
少し降った雨も大降りにはならず、昼食後の仕事はキャンプファイヤーの準備となった。
経験者のKさんと作ったキャンプファイヤーは、手ごろな丸太を10段ほど井桁に重ね、その中に様々な木を詰め込む。Kさんは、井桁の中に詰め込むものをダンゴと呼んでいるが、正式の呼び名ではなさそうだ。最後に新聞紙を丸めて灯油をしみ込ませた物を一番下の方に詰め込んでいく。火は1時間ほど燃え続ければいいというが、どれくらいの物が一時間で燃えるかは誰にも分からない。私たちは、軽トラックに一台分の木を詰め込んだ。
 
先月28日から4日連続の勤務も今日が最後。夕食後、鬼押し温泉に向かうついでにキャンプファイヤーを見学した。現地に着くと、すでに多くの観客がキャンプファイヤーを取り囲んでいたが、キャンプ場の若いスタッフの一人がグルグルと回りながらゆっくりと語っている。
「みなさん、私はカーボーイのホーリーです」という自己紹介から始まり、キャンプファイヤーの火は神聖な物であり、神から授かった火で点灯しなければならない。今日はその火をインディアンの酋長が持ってきてくれるが、皆さんが大きな声で呼ばなければ酋長は出てこない、とキャンプファイヤーのまわりをグルグルと回りながら雰囲気を醸し出すのに苦労している。
 
やがて子どもたちの呼び声を聞きつけたインディアンの酋長が、火のついた一本のたいまつを持って現れる。インディアンに扮装した若いスタッフは、「私は酋長のモリモリである」という台詞で始まり、3名の元気な子供達の協力がいるといい、手を挙げる多くの子どもたちの中から3名を選び出し火を渡す。インディアンの太鼓が鳴る音楽が聞こえ、緊張した雰囲気がしっかりと作られた中でいよいよ点灯である。ここから先は、私も固唾を呑んで見守ることになるが、灯油をしみ込ませた新聞紙をたっぷりと詰めてあるので、火は難なくつきまもなく大きな炎となった。
 
大きな歓声が上がり、喜ぶ少年少女達の笑顔を確認して帰路についた。このキャンプ場での仕事は、「掃除」が最も重要な任務であるが、このようなイベントの影の力になる仕事もある。
浅間高原の躍動を発信し続けるパイオニア、人と人、人と自然の感動を追求し続けるパイオニア、今を知り、未来への胎動を探求し続けるパイオニア、という企業理念を掲げ、日本一清掃の行き届いたキャンプ場、日本一清掃スタッフが輝いているキャンプ場、日本一清掃を手際よく効率的に行っているキャンプ場を目指している経営者のスタイルは素晴らしい。その期待に応えるよう老体にむち打って先輩スタッフ達についていく毎日はたのしく、そして日々新しい発見がある。
 
舞い上がる キャンプファイヤーに 歓声あがる
 
 

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