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平成の虚無僧一路の日記

大震災で 芽生えた倫理力を消さぬように 

2011年04月27日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



『倫風』誌 1月号で「上広会長」は、今回の震災を
予言していたかのような発言をされていた。曰く

「どんな災難も 明日は我が身にならない保証はないのです。
私達個人の力ではどうしようもないと思われることでも、
一人ひとりの力を結集することで、事態を好転できることも
あるのです。たとえ天変地異であっても、備えあれば憂いも
少ないというものです。備えを万全にすること。そして
直面してしまった事態に対しては、勇気をもって精一杯
前向きに対応し、真摯に努力するだけです」。

そして、3月11日、上広会長は、新幹線に乗って名古屋に
向かう途中、地震があり、8時間かかって、夜10時半、
名古屋に到着された。そして 会長は 何事も無かったかの
ような顔で降りて来られた。そして翌日の「東海地区大会」は、
予定通り行われた。

大会でも「震災」のことには一言も触れなかった上広会長
だったが、『倫風』6月号で、次のように書かれている。

「今回の震災で、誰もが 倫理力を覚醒させられ、忘れかけて
いた“無私”と“利他”の行為が発露された。しかし、時が
経つに連れ、一人ひとりを輝かせていた“倫理力”も、また
再び 自分の利得だけを思う欲望に覆い隠されることを、私は
恐れる」と。

便乗値上げ、義援金詐欺、買いだめに走る行為を「まことに
哀しく、みじめで醜いもの」と。

先代会長は、広島で原爆に遭われ、それを「現実大肯定」と
受け止め、ガレキの中で「倫理」の普及に努められた。
それを思うと、起こってしまった昨日のことに憂えず、
「次は東南海地震か」などと、明日のことに惑わされず、
今日一日、精一杯生き切ることだ。

同じことを「瀬戸内寂聴」も語っていた。「どんな悲しみも
長くは続かない。一週間 4、6時中涙を流し続けることは
できない」と。

それと同じことを 私も「一休語り」で言ってきた。「何事も
気にしない、気にしない、平気、平気」と。だが、今、私が
それを言うと、非難を浴びそうだ。それを言えるだけの
「器づくり」が必要か。

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