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野菜が主役の食卓　

2018年01月19日
テーマ：男の料理

野菜が、高騰している。
都会では、白菜が一玉で五百円以上、大根は一本だと三百円もするらしい。
当地は野菜の産地だから、それほどは高くないが、スーパーでは切って売っている。
高いのは嫌だが、一人暮らしの私には、白菜と大根は使い出があるから、コストパフォーマンスは悪くないと思っている。
レタスも、大根と同じくらいの値段がする。
品質が良ければ我慢も出来るが、青い部分が多く、コストパフォーマンスは酷いものだ。
もっとも、真冬に美味しいレタスを食べること自体、無理があるのかも知れないが。

昨日、朝餉の片付けを済ませてから、久しぶりに農協直売所へ行った。
朝だというのに、店内が混んでいたのは、安い野菜を求めている人が多いということだろう。
水菜、ブロッコリー、カリフラワーの三品を買った。
以前より、少し高くなっていると感じたが、ワンコインで僅かにお釣りがきた。
当日、生産者が持ち込んだ野菜だから、鮮度が悪いはずはない。
買物を済ませてから、温室で花を見て目の保養をした。
ここでは、草花や植木も売っている。

昼餉は、都会では高い野菜を、たっぷり使った。
白菜を贅沢に入れた味噌汁と、シラスおろしだ。
最近、テレビで得た知識だが、毎日、味噌汁を飲む人は、乳癌に罹り難いという。
妻が味噌汁を好きだったら、別の人生があったかも知れない。
大根おろしは、買い替えたばかりのおろし金を使った。
今までのセラミック製は、切れ味が悪くなっていて、水が出過ぎてしまうので困っていた。
こればかりは、使い方の問題ではなく、道具次第である。

夕餉は、この日に買った、ブロッコリーとカリフラワーに、有り合わせの野菜とウインナーを加えて、ポトフを作った。
ポトフは、我がポリシー、「安くて」、「美味しくて」、「簡単に」の優等生の一品である。
今回は手間をかけ、野菜ごとに時間を変えて蒸してから、鍋で短時間だけ煮込んだ。
水菜は、昼餉に続き、カニ風蒲鉾とサラダに使った。
今の時期、蛇口のハンドルを捻ると、氷水のような冷たい水が出てくるので、サラダを作るのには好都合だ。
そして、数日前に仕込んだカブの甘酢漬を、ピクルスの代りにした。
今回の晩酌は、野菜を肴に、白ワインを美味しく飲んだ。

　　　＊＊＊＊＊

写真
1月18日（木）の昼餉と夕餉

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