九州沖縄・仕事旅でつぶやくの巻

親友のドジッ 

2018年01月18日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

俺には小学校1年〜大学卒業まで過ごした友人がいる。
田舎街だし、学校なんて選択しない。皆地元の学校を愛して止まない。そういう意味でのエスカレーター。
だが、誕生日もほぼ同じ、大学卒業まで同じってわりかしレアな関係だと思う。
やつもそれを思ってるだろうなぁ。
そいつの名前はノリオ(仮称)、今は某企業の名古屋支店で課長をやっている。
ノリオは俺の誕生日の1日前生まれ。兼業農家の次男坊。
特にウマが合う訳ではない。
決定的な違いは、奴は家庭的なんだ〜ぁ、今はね。
今度の正月帰省で故郷へ帰還。
お決まりの酒盛りをやって、大学時代の時の話だが、奴には高2から付き合っていた彼女がいた。
大学に入学した時、彼女は地元の看護学校生になった。
手紙のやりとり、アパートにある共用の赤公衆電話で10円玉を流し込みながらの会話。
そんなやりとりも長くは続かず。
予想よりも早く解消。
それから1年、ノリオは悩んでいた。
悩むというよりは引きずっていた。
学年が2回生になり、ノリオは理系学部で専門が始まり大学での実験実習。ちなみに俺はバイトで生きていた。
日曜日の夕方、ノリオといつもの定食屋に行く。
いつもよりも食い付き悪い。
ノリオは180オーバーの線は細いが痩せの大食い。
俺は単刀直入に何でも聞く。お前はどうしたいの?
しばらく沈黙。
俺に電話をかけてくれないかと。。
お前もちっちぇー男だなぁ。と渇を入れるが、
バカな俺は彼女の自宅に電話をした。もちろんノリオもいる前で。
俺は他人事でもあるためすらすらと言葉が出て来る。彼女にノリオの気持ちもしっかりと伝わったと確信出来るくらいに。
幸い彼女も付き合ってる人は居なかった。
案外二つ返事だった。
ノリオの顔が真っ赤になっている。嬉しいって思いが俺にはよくわかる。普段晩御飯で二号の飯を食う男が喉を通らないくらいに思い詰めていたんだから。
俺はどや顔。
他人任せは時として悪くないとも思った。
それからノリオもこのまま幸せになれたら良かったのに、自分で壊してしまった。
遠距離恋愛のハードル、携帯の時代ならそうはならなかったかもしれない。
壊したきっかけは、やはり女。
2歳上のOL、俺は近くの公園でノリオを殴った。ケジメつけろと。
それは3年に上がる前の3月下旬、福岡は雪が降っていた。そんな季節外れの雪の中、彼女が故郷からノリオに会いにきた。遠い道のりだったはず。
ノリオは履修登録の日に、どうしても彼女を置いて大学に行くしかなかった。
その時にまた俺のところにノリオが来てしばらく繋いで欲しいという。
ノリオのアパートに向かい、バイトまで彼女を繋ぐ。ノリオも帰って来るからそれまではと。
でも彼女は、俺に一言、誰かとノリオは付き合ってるじゃないかって聞く。俺はまじで知らない。
それはないよ。って言うが、彼女の本能的なものか、いや部屋を見て何かを悟ったのかは言わない。正直一時間もせずに彼女は部屋を出てしまった。
そのうちノリオは帰って来て、事の顛末を話して、ノリオに原因を追及。
一気にこいつの事がバカらしくなって、自分もバカらしくなって、表に出て雪の中、殴った。
痛い、ノリオも俺の拳も。
そんな思い出を語り合い、今ノリオは就職後に会社の同僚で所沢から嫁さんをもらい、例の彼女はノリオも俺もあれ以来会っていないが風の噂で大病院の管理職になってるらしい。

そんな思い出話、今日はいつもと違うタッチでブログに残しました。。
又長くなっちゃった^^;

オフコース 君住む街へ(PV)
https://youtu.be/TZWxucYvpM0

快晴の空を見るともうすぐやってくる春をちょっぴり感じた‼
個人的に春を待つのはもう疲れた(笑)



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