メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

吾喰楽家の食卓

兄弟酒 

2018年01月13日 ナビトモブログ記事
テーマ:生活

一昨日、国立演芸場で中席を楽しんだ後、阿佐ヶ谷の生家へ向かった。
少し早いが、兄の確定申告の準備を始めるためである。
前年度の確定申告を代行したので、平成29年度も遣るのは、自然の成り行きだ。
兄は、遣ってくれるだろうと思っているし、私も、遣るつもりでいた。

私には、阿佐ヶ谷の兄の上に、もう一人、所沢に住む兄がいる。
その兄は、母の実家を継いだので、母の旧姓を名乗っている。
彼岸や盆には、兄たちは菩提寺が同じなので、私が加わり、よく兄弟三人で酒を飲む。
今の時期に揃うのは珍しいが、私が阿佐ヶ谷へ行くことを知り、来ることになった。

云うまでもなく、宴席は盛り上がった。
ビール、焼酎、清酒と、思い思いに飲んだ。
所沢へ帰る兄を送って、宴席はお開きになった。
前回の集まりは半年前だったが、バス停からの帰路、膝が激しく痛み、歩行困難になったことを思い出した。

翌朝、五時に起床し、ブログをアップしてから、経費明細の作成を始めた。
兄はパソコンを遣らないので、リュックサックでノートパソコンを持ってきたのである。
寝坊した兄夫婦との朝餉を挟み、正午近くまで頑張った。
営業経費の集計が、七割ほど終わった。

義姉が、「墓参りへ行こう」と云い始め、行くことになった。
JRの一駅ほど、三人で歩いた。
生家では、墓参りの後は、清めをするのが慣例である。
墓参りへ誘ったのは、義姉の心遣いであることは、云うまでもない。

高円寺駅前の回転寿司で、大いに飲み、大いに食べた。
握り寿司(十五皿)、揚げ物(五皿)、生ビール(八杯)、清酒(二合)、合計三十点である。
義姉が「私が出すからね」と云うと、「バカヤロー、元は同じだ」と兄が応じた。
落語『真田小僧』の、父親の台詞を思い出した。

   *****

写真
1月11日(木)の宴席



拍手する


コメントをするにはログインが必要です

シシーマニアさんへ

吾喰楽さん

こんにちは。

回転寿司で、盛り上げた皿を数えるとき、落語『時そば』に似た出来事がありました。
10,000円近い勘定で、120円ですから高が知れていますが。

楽しい二日間を、過ごしました。
次回のお楽しみは、風流寄席です。

2018/01/13 15:18:30

ゴクさんらしい内容ですね

シシーマニアさん

本当に、最初から最後のセリフまで、落語とか歌舞伎の世話物にでもなりそうな話ですね。

ほのぼのとした、ご兄弟やお義姉さまの様子が伝わってきました。

2018/01/13 14:09:58

PR







上部へ