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グラン・トリノ 

2018年01月10日 ナビトモブログ記事
テーマ:ドラマ

映画ファンの皆さん、おはようございます!

板門店で行われた南北高官級会談で、
北朝鮮が平昌冬季五輪に政府高官・選手団・応援団を
派遣するとのニュース。

北朝鮮はアメリカの締め付け作戦に音を上げての
陽動作戦でしょう。韓国の文政権は北朝鮮に甘いので、
またぞろ、援助を引き出すのが狙いでしょうね。

今日の映画紹介は「グラン・トリノ」。
BSジャパンで2018年1月10日(水)19:55〜放送。
2009年4月に見た時の感想文。

キャッチコピーは
”俺は迷っていた、人生の締めくくり方を。
 少年は知らなかった、人生の始め方を。”

「グラン・トリノ」と言うのは
主人公ウォルト(クリント・イーストウッド)が
大事に磨き上げて可愛がって?いる
フォードのヴィンテージ・カーのこと。

デトロイト郊外で一人暮らしをしているウォルトは
妻に先立たれ息子や孫たちからも煙たがられて、
些細なことにも怒りを覚えながら暮らす頑固老人。

彼は朝鮮戦争の帰還兵であり、
戦場で人を殺した重い記憶から逃れられず、
愛犬以外には心を開けないでいた。
ただただ、孤独な人生が終わるのを待っていた。

そして、自動車工場を引退した今、
彼の宝物は愛車グラン・トリノだけ。

そんな中、近所の不良との関わり合いが起こる。
”何だよ、じいさん。”
”俺をナメた態度をとるな後悔するぞ。”
”アホか?邪魔すんな”と、
いちゃもつけられると、手を拳銃の形をして
”バ〜ン”と打つマネをするシーンは様になっていますね。

ある晩、何者かが自慢の愛車“グラン・トリノ”を
盗みに入る。盗みに入ったのは隣に住む、
少年タオ(ビー・バン)だった。
この、彼との変な出会いは彼の人生を大きく変え、
生きる意味を与える。

一方、気が弱く生きる目的を見失っていた少年もまた、
ウォルトに父の影を見出し心を通わせていく。
しかし、そんなふたりの友情は、
やがて予想もしない結末を招くことになる…。

さすがー、イーストウッド!
78歳で監督・制作に俳優までもをこなすのですからね。
映画では実年齢の役柄で颯爽とはいかないが、
渋みのある演技でした。
本作は彼が俳優として出演した最後の主演映画となりました。

老人と少年がお互いに相手を認め合い、
自分の人生に生きがいを見つけていく過程に感動しました。

相手の少年がアジア系少数民族のモン族
(このような民族があるとは知らななぁ〜)で、
イーストウッドがポーランド系移民の設定も
この映画の意味するところがあるのでしょう。

派手さはないが、
人生とは何かと考えさせる映画でした。

男の人生は、最後で決まる。
”人間、孤独では生きてはいけない!”の、映画でした。



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