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眼下の敵 

2018年01月09日 ナビトモブログ記事
テーマ:戦争映画

映画ファンの皆さん、おはようございます!

8日、沖縄県読谷村の廃棄物処分場に米軍の
AH1攻撃ヘリコプターが不時着のニュース。

先日、UH1ヘリが伊計島海岸に不時着したばかり。
最近でも、同飛行場所属機はの
CH53の不時着炎上、小学校運動場への窓落下、
輸送機オスプレイの緊急着陸などトラブル続出。

原因は解っていますね。それは、”整備不良”。
で、何故かと言うと、訓練強化に伴う人員不足でしょう。
整備員を増やせばいいが、
予算がないと言ったところでしょう。

沖縄県民の不安は増すばかりで、
重大な事故が起こらないように祈るばかりです。

今日の映画紹介は「眼下の敵/THE ENEMY BELOW」。
BSプレミアムで2018年1月9日(火)13:00〜放送。

私が見た戦争映画では、お薦めNo1の映画。
以前、紹介しているので再掲です。

1957年(昭和30年)の古い戦争映画ですが、
第二次世界大戦下の南大西洋を舞台に、
米駆逐艦とドイツ潜水艦の息詰まる戦いはリアルで
男と男のフェア・プレイな戦は、
見終った後にすがすがしさが残る戦争アクション。

原作は元イギリス海軍中佐D・A・レイナーの
実体験を元にした小説”水面下の敵”。

キャッチコピーは
”水深310mと、海上での息詰まる持久戦で
二人の男の軍人魂が火花を散らす…”。

第二次大戦中の南大西洋。
Uボートを追っていたアメリカの駆逐艦ヘインズ号の
マレル艦長(ロバート・ミッチャム)は
着任以来、自室から出ることはなかった。

その理由は、着任する直前乗っていた船が
魚雷攻撃を受け、愛する新妻が死んだからだった。

憔悴した彼は
”破壊と苦痛に終わりはない。
やがてこの戦争は終わるが、次がまた始まるだろう”
と、考えていた。

そんな中、Uボートを発見した彼は、
乗組員の前に姿を現わし、追跡をはじめる。

一方、Uボートの
艦長フォン・ストルバーグ(クルト・ユールゲンス)は、
敵の暗号書を持ち帰るという使命をもっていたが、
彼は2人の息子を戦争で失っていた。

”この戦争にはいいところが無い”、
”無益な戦争だ、道理は曲げられ、
 目的も不明確、単純な男には向かん”と、
批判的だった。

共に、戦争に批判的な二人だったが、
Uボートはヘインズ号の追跡をかわし、魚雷を発射。

これを方向転換でかわしたマレル艦長は、
爆雷攻撃を開始。Uボートは、海中深く潜航し、
持久戦に入ったが…。

水面の上と下での一対一の戦いは、
まるで巌流島の闘いのようで、どちらが倒れるか
ハラハラドキドキで、緊張の連続でした。

見えない敵なのに、戦いぶりから、お互いの技量を認め、
海の男として、相手の人格を尊敬するまでの
シチュエーションはよく出来ていますね。

特にミッチャム、ユルゲンスの対照的な
キャラクターも良かった。

撮影は実際の駆逐艦を用いての砲撃・爆雷投下シーンは
CGとは比べ物にならない大迫力。

又、両軍を公平に描いているので、戦争映画らしくない
爽やかな気持ちで観ることが出来ました。

女優を一人も登場させず、緊迫した
”男の世界”の映画、男性は必見の映画ですね。

監督はD・パウエル。



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