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吾喰楽家の食卓

スタートダッシュ 

2017年12月15日 ナビトモブログ記事
テーマ:古典芸能

昨日、あぜくら会から、封書が届いた。
一月歌舞伎公演のチケットなら、一週間前に届いているので、不思議に思った。
早速、開封すると、三月公演の先行申込み案内だった。
申込み用の葉書も、同封されていた。
三月公演は、私が知る限り、まだ公表されていないはずだ。
演目は、『増補忠臣蔵 −本蔵下屋敷−』と、『梅雨小袖昔八丈 −髪結新三−』とある。
出演者は、中村鴈治郎と、尾上菊之助の名前が記載されていた。
ほかの出演者は、まだ決まっていないらしい。
あくまでも私見だが、加古川本蔵を鴈次郎、新三を菊之助が演じるのだろう。
忠臣蔵は、昨年、十月から十二月までの三公演を、通し狂言で観た。
髪結新三は、私の歌舞伎デビュー演目で、橋之助時代の中村芝翫が演じていた。
何れも、印象深い演目で、迷うことなく、申し込むことにした。

あぜくら会とは、日本芸術文化振興会が運営する、国立劇場、国立演芸場、国立能楽場、国立文楽劇場に於ける、自ら主催する公演を、鑑賞するための有料会員組織である。
チケット先行申込み、会員割引、会報「あぜくら」配布、会員限定イベント「あぜくらの集い」などの特典がある。
また、「三日目の会」へ入会すると、その年度の歌舞伎公演を、毎回、同じ席で観ることができる。
昨年度は、十月から三月まで、二月を除く五公演が対象だった。
ところが、今年度は一月までの四公演しかない。
三月は公演がないと思っていたが、「三日目の会」の会員を募集した時点では、公演の詳細が決まっていなかっただけらしい。
少なくとも、演目と主な出演者が決まっていないと、募集の対象にはできないだろう。
ようやく決まり、今頃になって追加販売をしている。
「三日目の会」の趣旨から、会員に優先して同じ席を割当てるのは、当然の対応ではある。

昨日、「ラストスパート」と題した弊ブログで、今年の“遊び納め”に付いて書いた。
今日は「スタートダッシュ」で、来年の“遊び初め”をテーマにする。
前述の「三日目の会」で、一月五日に、尾上菊五郎の『世界花小栗判官』が決まっている。
千穐楽は、三等席の通路側が取れた。
国立演芸場は、新春国立名人会を六日に観ることにした。
二日から七日までの六日間に八公演あるが、今頃だから、その日しか空いていなかった。
売れ残りとはいえ、新春だから、錚々たる噺家が高座に上がる。
中席は、初日十一日の良い席が取れている。
このように、歌舞伎と落語を二公演ずつ、合計四枚のチケットを確保した。
胆嚢ポリープの再々検査で出遅れたチケット争奪戦だが、来春は辛うじて合格点のスタートダッシュが切れそうだ。

   *****

写真
12月14日(木)の昼餉(炊込み御飯)と夕餉(鱈汁と鮪納豆)



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シシーマニアさんへ

吾喰楽さん

おはようございます。

自分でも、この熱心さに呆れています。
昨日、あぜくら会から封書が届かなかったら、書かなかったと思います。

菊之助は、今月から来年の三月まで、三公演続けて出演します。
大いに期待しています。

2017/12/15 08:11:11

晴れやかなスタートですね。

シシーマニアさん

おはようございます。

来年も楽しもう、という喜びが伝わってくる様です。
良かったですね。

2017/12/15 07:54:54

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